第32話 あるこーるトラップ
初めてだなw
人の酒に付き合うのは。
と言うのも姉さんは普段お酒を飲まない
俺が見ないだけかも知れないけどね!?w
いつものあーちゃんとは雰囲気が違って見えたのはお酒の魔力かは分からないけど艶やかに見えた
「しょーちゃ~ん♪」
抱きつかれた、相当まわっているのか抱きついたあーちゃんの体はいつもより火照っているように感じた
「どうしたの?」
「なんでもなーいwただこうしたかっただけ~♪」
この言葉の破壊力たるや。もうね、やばいよねw
ここで1つ仕掛けてみようかな?w
「ちなみにあーちゃん、18日の夜に俺がキスしたの分かってる??」
「そんなの分かってるに決まってるじゃ~ん♪」
「でも、寝てるときじゃなくて意識がある時の方が私はして欲しいかな~?w」
そうして唇に指を当てる、とても艶やかに光って見える。
そうして時を忘れかけていた時である、スマホのバイブレーション音が俺の熱を冷ます
クルクルさん、もといアリスからだった。
『駅に着いたからそろそろ奈津未を連れてきてくれないかしら?』
『おっけー』
「あーちゃん、少し席を外すけどソコは俺の席だからとっといてねw」
そう言いきってウインクを送る。
そしてジュースで相手をしていたなっちゃんの元へ。
「なっちゃん、そろそろ時間だしお姉さんが最寄りの駅に居るんだって!行こっか!」
「って事でごめんね!まみちゃん!wこの子帰りまーす!」
共にガヤっていたまみさんにお別れの声をかけて駅までなっちゃんを送りについていった。
店の外に出て駅まで歩いていく
「なっちゃんはどうだった?俺は思いの外面白かったんだけどw」
すると目を煌めかせながら話してくれる
「めちゃくちゃ楽しかったですよ!wみんなお酒がまわっているからいつもより饒舌でw」
「クールな方でも思いがけない可愛いポイントがあったりとか…w」
とても笑顔で本気で楽しめていたみたいでよかったw
駅に着くまで彼女の口が塞がることはなかった
そして駅が見えた、そしてその傍らに立っている人も見えた、あれがアリスだねw
「おまたせ、じゃあね。なっちゃん!」
「はーいお疲れさまでした~!」
手を振って見送る、アリスがなっちゃんを連れて帰る姿を遠目に見ていたけど、とても闇があるようには見えなかった。恐らく今までの事を話しているのだろう聞いているアリスまで笑顔だった。
そうしてまた店に帰る、寒空の下あのお店に向かって歩を進める。
して部屋に戻るとより室内は混沌としていた
あーちゃんはご主人様を待っている犬のように俺が帰ってきた瞬間に泣き出し抱きつく。
「ただいま、イス開けてくれててありがとね」
「とりあえず座ろっかw」
そして室内を見回すとほんとに混沌としていた
入ってきた時は細かく見ていないけどひでぇなコレww
こうなった時用なのか?と思わんばかりのポッキーが机の上に展開してあるw
中には多少だけど脱いでいる人もいるし、他には丸まって猫みたいに寝ている人もw
姉さんはどこに居るかと見回す、わりと近くに居たw
まだまだ元気そう、というかいつもよりイキイキしているように見えるのは俺だけかな??w
そしてあーちゃんの方に振り向く
首をかしげるあーちゃんが居た。
「どうしたの?」
「いや、みんな楽しんでるなぁってw」
「私はまだ楽しめてません~!!」
とハリセンボンのように頬を膨らませ、そっぽを向く
そんな顔冷えきった手でこちらに向け艶やかに光るその唇に口付けをした。
「言ってたでしょ?意識があるときがいいってw」
そう言って微笑んだ
すると顔をまた背けられてしまった、でもココから見える横顔には素直なあーちゃんらしさが滲み出ていた
顔は背けても耳は素直だった。
とてつもない早さで赤くなった。
そして数秒後こちらに振り向き、
「そ、その…急にする…というか…」
「こっちだってさ…こう、タイミングがさ…」
やっべwなにこの可愛い生き物!!w
あーちゃんですね(即答)
「つまり??」
ココであえて俺はSっ気を出してみる
「その…キス……もっかいしよ…?」
クリスマスも終わりましたね…
彼女彼氏できた方は居るのでしょうか??w
いや、まぁなにも言いませんよw
私はなんの変化もありませんっ!
そうして私の兄が京都から帰ってきましたw
正月に従兄弟の実家に行くのが毎年恒例の行事なんですけど、それに向けて帰ってきやがりました。
聞いてくださいよ!w
コイツ!昨夜の10時に帰ってきたんですよ!?w
私の両親は疲れてウトウトしていて母に至っては爆睡してましたよっ!?w
私は起きてましたけどなにしろ寝巻き姿でして、来客なんでこの姿は見せられないなとw
すると兄でした。
帰ってきて速攻私の部屋に乗り込んできましたよw
お前まだ起きとるんかっ!!
うるさかったですww




