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第2話 なんだかんだでやれそうですよ?

3名様でお待ちのフリーザ様御一行ですね?






ここから見ていてくれとは言われたもののw

俺は生憎、目は決していい方ではない

むしろ見えないまであるぐらい悪い


とりあえず姉さんの名前は覚えないと。

えーっと、えりか…えりか……


ぷっwww

流石に吹いてしまったw

家ではそんな呼び方する人いないぞw


俺の見ていた先には


♡えりりん♥


と書いてあった




しかし、笑ってしまったが俺はもっと深刻な問題に直面した


まずはメイドのコスプレだ!

予想してなかった。

今度の出勤日はやっぱ着ないとダメだよなぁ……


その2、顔

誰かに落ちないメイクとかしてもらわないと無理じゃないか!?

まだ友達やクラスメイトからは童顔扱いされてるけど、どの道メイク不可避では!?

メイクって苦手なんだよなぁ〜…あのthe!化粧品!って感じの匂いが苦手でねw


その3!

名前だよ。

俺って男だし翔楼(かける)なんてまさしく男!みたいな名前じゃん!

名前、名前〜…!


ダメだ、全く思いつかないや


先輩方が呼びやすい名前にして貰おう…



そう考えながら水を飲む、他のメイドさんが俺の元へ来た


「どう?」


「どうって言われましても…w


自分が今度からはあっちの立場なんだなって思うと少し複雑ですけど、お客さんの笑顔が見れるので頑張ろうかなって思えそうですw」


「あら、まだ高校2先生なのにしっかりしてるのね!」

嫌味だろうかw

「もう高校2年生です〜!w」


「あっ、さっちゃん先輩!」

つい腕を掴んでしまった


「僕の、仕事する時の名前考えておいてくれませんか?他の先輩方にも伝えて欲しいんですけど、呼ぶなら呼びやすい方がいいかなってw」


「分かった♪」

少し頬を赤らめた先輩は難なく承諾してくれた


そして最後のお客様が帰った


すると姉さん、もとい!えりりんが皆を仕切る


「お疲れ様!」

「じゃあ唐突だけど、今から私の弟。

今後からは皆の妹になる翔楼(かける)の名前を考えて欲しいの」

わいわいがやがや

ざわ…ざわ……

どこからとも無く少し大きな声で

「しょーちゃん!」

「えー?ろーちゃんがいい!」


しょーちゃんやらろーちゃんの由来は恐らく

俺の名前、翔←コレ

楼←コレだろう

多分だけどw


と言うかなんだかんだで姉さんヤバイ事言ってね!?気のせいか!?


そんな事を考えていると

多数決が行われたようだ


俺の名前如きに皆真剣に考えてくれて、ホントにいい人ばっかりだなぁ…ココは。



名前は

しょーちゃんで決まった


ただ、それはスタッフによる呼称。


どうせ姉さんみたいに名札に名前を書かないといけないから、しょうなんとかって感じの名前になるんだろうなぁ

と思っていた直後


しょーな



翔奈



当て字まで考えられていたらしいw


「翔楼〜?あーちゃんが呼んでるよ?」

姉さんが俺の名前を呼ぶ

あーちゃん?誰?

店長?バイトリーダー?

とにかくあの面接した人が呼んでいるようだ、

とりあえず!

「僕の名前なんかに時間割いて頂いてありがとうございます!」

「明日から頑張るので、よろしくお願いしますね!」

今出来うる対応をして、あの人の元へ。


\コンコンコン/

\ガチャッ/


「やぁ!しょーちゃん?」

聞いていたらしいw


「ハイ、なんでしょう?【あーちゃん】さん?w」


「ありゃ、一本取られたw」


「ところでお話とは?」


「そうそう!しょーちゃんの制服をお願いしないといけないから身長とか〜3サイズとか教えて欲しいんだ?」


なんだろうと思えばそんな事かw

ん?3サイズ……?

「身長は161ですけど…3サイズまでは分からないです」


当たり前だ、女子でもなければ自分の3サイズなんか覚えている人なんてそうはいないだろう。


「よし!しょーちゃん、脱ごう!」


この人は相当ヤバイ人らしい

俺の聞き間違いでなければ今、脱ごう!と聞こえたんだが。

頭は大丈夫だろうか?

なにか病気ではないか


まぁこんな事も予想して一応ズボンの下に短パンは履いていたんだが


「ほれほれ、しょーちゃん!脱がないと脱がすぞぅ?」


昼頃とはどうも別人みたいになってしまっている、スイッチが入りっぱなしなんだろうか、

それよりこの人は

脱がすぞぅ?

なんて男相手に平気で言えるあたり流石と思う


とんだ

どっっっっっ変態じゃねぇかw


あえてなにもしなかったら

ホントに脱がして来た



「あの〜、あーちゃんさん?抵抗はないのです?」

「なーにこれから女性スタッフなんだからいいじゃん()」

カチャカチャ


爆弾発言しやがったよw


「まず胸囲測るよ〜」

「ほら!バンザイして!」

後ろからメジャーを通しているのだが、耳元で

「しょーちゃん、肌綺麗だね」

!?

「そ、そうですか?」


動揺が抑えきれない


「はーい次はお腹周りね〜」


少し手で触られるからか擽ったいw


「わーすごーい!腹筋凄いね」


割れてはないけど、

腹筋はある分にはあるのが凄いんだろうか?


「はーい、最後腰〜!」

「ホント、しょーちゃんって体スリムね!」

「お姉ちゃんからは聞いてたけどw」


「姉さんそんな事も言ってたんですか!?w」


「うんうんwはーい測り終わったから服着ていいよ〜」

「それとも?

さっきみたいに今度は着させてほしいのかなぁ?w」


「べ、別に出来ますよ!w

さっきのは敢えてです!敢・え・て!」


「ハイハイwじゃ、お疲れ様〜

明日は学校終わってからでいいよ〜青春を謳歌しろよな…フッ」


「なんですかそれwお疲れ様でした〜」


\ガチャッ/パタン/

ふう、あの人と話していると疲れるw

楽しいけどw


明日から頑張るぞい!!


あっ、俺って声どうしたらいいんだろう……


ーーーーーーー次のお客様は?

ギニュー特戦隊の5名様ですね?ーーー








私自身はそんなところ行った事ありませんけどねw

いつかは行ってみたいものですね〜()

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