第16話 赤い糸
えっと?あーちゃんがCEOって事で終わったんだっけ?
俺がする事も少ないって言ったね、そもそも報告用の書類とかはあーちゃん持ちだしソコに俺が首突っ込んだらどうなるかも分からねぇw
「あーちゃんお話しようよぉ〜俺ひまぁ〜!」
と露骨にアピールをしてみる
「じゃあしょーちゃんまず家族に何か言わないといけないんじゃないの??」
マジレスされる
確かにw
姉さんにでも電話しよっと!
Prrrrrr…「もしもし姉さん?今日ちょっとコレから友達の家で遊ぶっていうか宴するから帰るの10時以降になる〜父さんや母さんにも言っておいて!夕飯はいりません!」
プツッ
「これでよき?」
「よーき♪」
よきとは、OK。つまり良いの意。
最近の若い女子(主にjk)が使う用語。
お暇だからカバンの中に入ってる紙にでもレシピ考えてみよっかな〜
うーん、どんなのがいいんだろ…。
秋、というより半分くらいはもう冬だけど。
やっぱりクリスマスに向けて考えるべきだな!
(。-ω-)zzz. . . (。゜ω゜) ハッ!
これこそスノードームの商品化が進むのでは!?
あーちゃんに特許申請する!!w
「あーあちゃん♪」
「しょーちゃんどしたの??」
「新メニューのご提案!」
「前に勝手に作ってみたんだけどお客様になかなか評判良かったの、コレ。」
「ほう…?」
「冷蔵庫の中にアイスはまだあるはず!私に食べさせてみて!」
「(>Д<)ゝ”イエッサ!!」
さぁ、また魔の言葉が出てきたよ?
『食べさせてみて』
お仕事で手いっぱいだから食べさせてくれと!
そう考えてみて自分の行動の正当防衛感を求める。
まぁ、アレはすぐ作れるし作業ばっかじゃ脳が疲れるし甘い物は大事だヨ。
さっきからあーちゃんはパソコンとにらめっこ。
キーボード((((;゜;Д;゜;))))カタカタカタカタカタカタカタってやってるのね。
お部屋は静かだからなんか話しないとな〜
「はいあーちゃん、あーん」
「あーん」
え、ちょっと待って写真撮りたい(願望)
なんで目を閉じる必要がががががが…
なんか優越感に浸れるな
あーちゃんのこんな顔するの俺は知ってるんだぞーってw
攻めてきたのか?これはw
ちょっと遊ぼーっと。
と言っても顎クイして心拍数をあげるいたずらなんだけどね??w
顎クイしてアイスを口にぶっ混む。
「ひょうひゃんひひょう!」
(しょーちゃん卑怯!)
冷たそうな顔しつつもちょっぴり赤い頬。
「どうです??」
「おいひい!これはラズベリー?」
「当たりでーす」
「当たった景品としてしょーちゃんをもれなくプレゼント〜♪」
なーんちゃって☆
とかふざけてたら本気にしたのかな?w
「ちょ、ちょっと考えさせて!!」
顔が真っ赤。
デスクから離れてベランダへ出て頭を冷やすおつもりかな?w
「待ってあーちゃん、俺の対応でなんとなく気付いてると思うけど」
「俺はさ、あーちゃん。いや、明澄香が(」
「しょーちゃん!ちょっと待って…」
「え〜っどーしよっかな〜。
このまま続きを言ったらどーなるかな??」
「すk…」
「あああああ!!!」
「あーちゃん、しーっ!」
「ご近所さんに失礼でしょ?」
「だって嬉しいんだもん……」
ヤバイ人でした()
嬉しかったら発狂するっていう特殊な気質のようだ。
あーちゃんは女装ポケモン、しょーちゃんを捕まえた。
ちょっとの間書けないので貯めておかねば…!!
私、某部活やってるんですけど、大会が11月中旬頃にございまして!
色々暗記しないといけないのでね!
ちなみに演劇部です




