召喚(拉致?)され、現状説明
私、天宮 真は、いつも通りの生活をしていた。なんてことのない日常。
そして、その日常はある日突然、崩れたのだった。
高校から、コンビニで買い物をしてから家に帰る、とくにいつもと違うことなど、していなかった。
目の前の景色が崩れる。
目を擦ってみたが、景色がまるで砂が落ちていくように崩れてゆく。
そして、意識が消えた。
気づいた時にはなにもない、ただの空間にいた。
冗談とかじゃなく、本当に真っ暗で、どっちが上でどっちが下かもわからない。
『天宮 真さん、ですね?』
!?
頭の中に直接来るような声。
近くに誰か居るのだろうか?
『天宮 真さん、ですよね?』
「あ、、はい、、、天宮 真です」
さっきより強い声に、思わず返事を返してしまった。
『あ、これでは話しずらいですよね、、、なら、こうしますか』
声がそういった時、部屋ができた。それも、私の。
「これなら、話しやすいでしょう?」
声は頭の中からでなく、前から聞こえた。
目の前には、中性的な顔つきの人が居た。
「どなたですか?」
「たぶん神様、なのかな?」
たぶんってなんなのだろう、、、
「貴方達にとっての神様って、空想の存在とされているではないですか」
なるほど、私の考えてる神様は空想の存在だけど、例えるなら、神様ってことなのか。
「はい、その考え方であっています。」
「え?、、、」
神様と会うってことは、、、私死んだ?
、、、いや、まさかね?
「死んではいません。ただ、あなたには、他の世界へ行ってもらいます。」
、、、えっと、、、?
これって、、、もしかして
転生?
「、、、転生で良いのですか?転移の方がオススメですが」
、、、選べるの?
「はい、選べますよ。転生でも転移のどちらでも大丈夫です。年齢や性別、見た目も変えられますし、ほかの世界とは言っても、どんな世界に転移するかも貴方の判断で決めてかまいません。そして『〇〇をして欲しい』とか『〇〇をください』や超能力、チートのようなものも差し上げますよ。そして断っても良いですよ」
、、、、、、
「、、、、、、、、、、、、」
「大丈夫ですか?」
神様が心配そうに覗きこんできた。
、、、なにこの都合の良すぎる展開は、、、
「あの、、、どうしてそのようなことをしてくれるのですか?私なんかに神様がわざわざそのようなことをする利点が解らないのですが、、、」
「魂の限界と可能性がどこまであるのか知りたいからですよ。もちろん、断ってもいいです」
、、、ようするに、魂の限界や可能性を知りたいから、いろいろ特典も付けるし、断ってもいいよってことですか、、、でも、、、
「ところで、私が異世界へいくとして、家族や友人の記憶から私に関する記憶は消えますか?」
「消さないでおくことも、消すこともできますよ」
「少し、考えさせてください。」
あとがき
、、、いろいろ遅れてしまい大変失礼しました。m(__)m
わずか1200文字程度なのですが、プロローグを設定どころかどんな物語にするかさえ決めずに投稿しましたので、一から物語を考えていました。次回も遅れると思います。忘れた頃にひっそりと更新することになりそうです。
ご意見、ご感想、お待ちして居ります。m(__)m