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その夢で、めぐはちょっと
ミシェルが気になったから
起きて、寝台車に備えつけの浴衣のまま
スリッパで、廊下に出た。
ちょっと、短いめの浴衣だから
ふくらはぎが見えてかわいらしい(笑)。
よく、学校で
体育野授業の時
長いジャージを、めくって
ふくらはぎを出しているひともいたっけ。
なんて、めぐは回想。
車掌室
ミシェルのおじさんのとこへ行くと
彼は、休息の時間だったのに
地震のせいで仕事になってしまって、
起きていた。
「もしかして、ミシェルのとこへ行きました?
」と、めぐは、夢が本当の事でないといいな、と思いながら、車掌、おじさんに尋ねた。
「わえは、よぐわがったの」
わえは=あれま>(笑)
ミシェルは、熱にうなされていると聞いて。
「やっぱり!」と、めぐは
Uターンして(笑)
廊下を歩いて(笑さすがに夜中だから)
ミシェルの個室へと
。
子供相手だから無遠慮、と言うか
15歳のミシェルを怖いとは思わないのか
めぐは、ミシェルの個室の引き戸を開いて。
鍵が掛かっていなかったから
からから、と
扉は簡単に開く。
ベージュの壁紙、スカーレットの絨毯
ブラックのシート。
見慣れた景色に、でも
ひとり用の個室は
ちょっと狭いような気もした。
眠るミシェルに、声を掛けず、めぐは
お姉さんっぽく、毛布を掛けてあげて。
少し暖かさが過ぎる個室は、
汗を書いて解熱するように
おじさんが考えたのだろう。
ロフトを半分昇って、毛布を掛けていためぐを、意外に強い力で
ミシェルは、引き寄せた。
「お姉さん」と、ミシェルは夢現。
夢の続きでも見ていたのだろうか(笑)。




