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リサも、ミシェルも
自分のしたいことが、自分で解りにくくなっていて
それで、夢の中で起きた事に
驚いたりしている。
自分でない人が、彼等の意志で
社会に適合するように、リサやミシェルの
行動を抑制する教育を施したから
自分のしたいこと、を抑制する癖が
ついている、それだけの事で
リサは、たまたまロック音楽で
その心が解放されて、元気になれた。
ミシェルは、たまたま
Naomiのいたずらで(笑)解放された。
結局、どこかで社会は
ひとを抑制する事になるのは
社会が、不自然な環境だからである。
ひとが寄り添って生きていく環境だから
致し方ない。
社会はまた、クラスタ・コンピュータのように
個々に同じ抑制を要求する。
機械ならそれでいいけれど
人間は、厄介な事に
元々動物として、競い合う事に
喜びを見出だしたりするから
どこかで解放されないと、心が痛んでしまう。
それで、リサやめぐ、れーみぃ、Naomiが
ロック、と言う古い音楽に喜びを見出だしたのは
良い事で
音楽を頑張る事は、誰も傷つかない競い方だから
良い解決だったりする。
でも、音楽で勝ちたいと思ったりすると
音楽はただの武器になってしまうだけ
なんだけど。
そうじゃなくて、いい音を楽しむ事が
心を自然に解決する、だから演奏する。
そのきっかけがロックだったら、それでいいと
思ったりもする。
ひとも単純な生き物だから、どこかで
叫んだりすれば気が済んだりする(笑)けど
それを音楽に載せれば、シャウト、と言う
歌い方になったりする。
迷惑にならなかったりする(笑)知恵だ。
「地震の影響はなさそうですわね」と
さっきの婦人は、柔和に
車掌に尋ねている。
なかなか、できる事でなく
ふつう、目的地に時間通りに着かないと
苛立ったりする。
でも、苛立っても結果は同じである。
自分が地震を起こした訳でもないから。
人間の想像には、時間の概念がないから
着いた先のスケジュール
を、一瞬で思い起こせるので
現実に、時間が規則正しく動くし
都合で、位置がそこに至っていない事と
それを比較して、苛立つ。
でもまあ、スケジュールに合わなくても
死ぬ訳でもないので(笑)
生物行動学的には変な行動である。
社会が、人にとって適合しにくいから。
でも魔法なら、解決はできるけど。




