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誘われた食堂には

いろいろ、温まりそうなお料理がいっぱいだった。


まずは、スープ類。


ブイヤベース、赤かぶ風味。


ビーツと言うかぶは、少し苦みと渋味があって


でも、温まるロシア地方でお馴染みのもの。




ポトフ。



ふつうにお鍋。だけど


大根とか、人参とか、おいも。


玉葱。


コンソメだし、でも

だしが

しっかり。




それだけに、深みのある美味しさは

料理を作る手間を厭わない心が

見える。



お金を掛けなくても、工夫で

美味しいものを作れると言う見本のような



やっぱり、こういう場所に似合うお料理。





「お鍋が多いんですね」と、めぐが言うと




「夜の仕事は冷えるから。お腹から

温まるのがいいんだね」と

区長さん。




めぐは、納得する。



夜まで。みんなのために。


頑張ってるんだな。




仕事、って言うよりも


レールの安全を守るため。




地道な仕事をしているひとがいてくれて、汽車は走る。




いくら、お金を出したって


心を込めて、仕事するひとがいなかったら



鉄道は危険なものになる。





めぐは実感する。



汚れる仕事をしてくれるひとがいて

みんなが、綺麗な暮らしが出来るんだ。







だから、勉強ができたり、お金持ってるから

威張っていいとか、


株式を買い占めたから、儲けは寄越せとか。





そういうのは間違いだ。




そう、めぐは思う。





操車場の人たちが

優しく、温かいのに




ジョナサンさんや、外国のお金持ちたちは

顔つきからして

なーんとなく、悪魔っぽい(笑)


のは、やっぱり、悪魔が取り付いてるみたい。





そう連想すると

あの、ジョナサンさんの心を



むやみに追い立てていた


訳のわからない存在、それが


彼にとって悪魔だったんじゃないかな、なんて




(笑)。






神様も、よその国の


ずっと昔、ジョナサンさんが

生まれた頃の事までは



粛正していなかったのだろうし。

そんな頃、Naomiとれーみぃは

観光半分(?)で


SuperExpress "swarrow" で、首都の駅、Eastpoliceへ到着。


「さあすがに速いわね、でも、オートバイの方が楽しいけど」とはNaomi。



「でもぉ、さすがに北の果て1000kmまでオートバイは辛い」とはれーみぃ。


後に白バイ警官になるのはずにしては、メロゥなもの言い(笑)。



「そうね」と、Naomiは言い、「リサは何してんだろ?」と

電話を掛けた。






ちょうど、リサはNew-Bluemorrisの駅で風に吹かれて


古い、連絡船が鎖につながれている姿を見ていた。


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