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同じ頃のリサは、やっぱり眠っていたけど

地震の揺れで、眠りを妨げられた時


夢をみた。



夢は、眠りが浅くなるとき

つまり、心が休息から戻る時に起こったりする。




それはもちろん、脳細胞が死滅する時に

必要な情報を残す為、でもあり


言って見れば、風邪の細菌が数を増やして

死滅する事や


人間が、生殖と選択を行って

自分が死ぬように



生きるものが、生き残る為に

持っている本質、それだから生き残れた

特質であったりもする。




みな、同じプログラムで自らが生き残ろうと

しているだけ、で



それ自体は無垢な行動である。




ただ、生き残る為に争ったりはするけれど。


生き物は、仕方ないそういう本質があるけれど

それは、細胞の中にあるプログラムが

細胞が死滅する時に、コピーを作って

情報を残そうとする仕組みのせい。



人が死んでも、フェースブックに

言葉が残るのにも

似ていたりする(笑)。






ぐらぐら、と地震が起きて


リサは、揺り起こされたような気持ちを

夢の中で感じた。



不条理なようだけれど、そういう刺激がきっかけで


夢は起こる。




リサは、おばあちゃんに抱かれて

ゆらゆら、揺られていた

赤ちゃんの頃の風景を、思い出していた。


思い出すと言っても、しっかり覚えてる

訳じゃあなくて

雰囲気を感じる、って感じるだけど。




そよ風が吹いている、暖かいところで


にこにこ、おばあちゃんは

リサを抱いている。




赤ちゃんがかわいくて、喜んでいて。


しあわせなおばあちゃんと、赤ちゃん。



それも、心の中にある、細胞の中の

プログラムが起こしている気持ち。





生き物としての。





もし、魔法使いだったら

生き物として、ではなくて


魔法使いとしての喜びがあるのだろうけれど。



生命とは関係ない、喜び。





魔法使いなら、解る喜びだけど


或は、天使さんや神様にも解るだろう喜びである。


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