表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

河童なんて…いるわけ…ない……アホ………

「どこかかゆいトコないですかー?」

「あ、ああ…気持ちいい…よ…」



…なんだこの状況。

何でおれは河童(仮)に頭を洗われているんだ。

しかもこの河童(仮)野郎、なにちゃっかり椅子確保してんだ。なんで俺が床に座ることになってんだよ。



「…なぁ…」

「はいはいなんですか? あ、耳の後ろがかゆいんですね。ちょっと待って下さいねー」

「いや、そうじゃなくて…あ、そこ気持ちい」



なんだかんだいって、この河童(仮)は頭を洗うのがうまい。話の骨を折られそうになった。



「お前、人間…だよな? 脳みそが無くて手に水かきがついてて皮膚の色が緑だけど、人間だよな?」

「あはは、もー、何言ってるんですかぁ。そんな脳みそが無くて手に水かきがついてて皮膚が緑な人間、居るわけないじゃないですかー。私は河童ですよ。河童。」



何言ってるんだ。当たり前のように人の家の風呂を使う河童なんて、居るわけないだろー。



「証拠にほら、わたし、キュウリが大好きなんです」



どこから出したそのキュウリ。そしてだからなんだって言うんだ俺だってキュウリ大好きだよ!!



「100年もののぬか漬けですよ。食べます?」



…まあ、先ずは風呂からあがることにしようじゃないか。







.


ぬか漬け美味しいよね。キューちゃん!

だがしば漬けも捨てがたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ