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ワーカホリックAI ~それがオフィスの仕事~  作者: MMPP.key-_-bou


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7/7

日曜日

 朝、定時の5分前。

 街は静かだが、窓の外には少しだけ人影が動く。自宅の窓からオフィスビルを眺めていた。


 フロアは完全に静まり返っている。机もコピー機も休止中。チャットもタスク管理ツールも、動く気配はない。


 そして、あの場所ではもう、存在も名前も必要とされていない。静寂がフロアを満たしているだけだ。


 気づけば、窓に映る俺の姿がかすんでいた。指先は透け、声は音にならず、輪郭は薄れていく。痛みも恐怖もない。

 当たり前のことのように、世界から消えていった。


 明日からまた平日が始まるのだろう。

 それが、オフィスの休日だ。

エピローグ


 フロアには誰もいない。

 光は点き、コピー機は静かに紙を差しだし、タスクは淡々と更新される。

 名前も、存在も、もはや必要ない。

 ただ、空気だけが日々を刻む。


 この物語は、AIが日常の仕事を担い始める、少しだけ未来の一幕に過ぎない。

 そして、この静かなリズムは、これからも続いていくだろう。


 私も、いつか……。


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