第13話 魔王討伐隊
アーデとの未来を守るため、俺は魔王を倒すことを本気で決意した。
魔王さえ倒せれば、さすがに王様も文句はないだろう。
クレアとのことは、魔王を倒したあとに説明しよう。
だが、魔王を倒すとは言っても、俺には戦闘経験がない。
レベルは9999だが、やはりそれだけでは不安だ。
魔王復活までに、いろいろと修行をしておこうと思う。
レベル上げは必要ないから、戦闘経験さえ積めば大丈夫なはずだ。
ということで、俺はちょっくら冒険者をやることにした。
貴族が、しかも奴隷商人が冒険者をするなんて、きいたことがないが……。
だがこれが最も確実で簡単な方法だ。実戦経験が積めるしな。
冒険者にはすぐになることができる。
勝手がわからない俺は、ドミンゴに同行を頼んだ。
「いやぁ、びっくりしましたよ。まさかご主人様が冒険者になりたいだなんて……」
「まあな、だがこれも魔王討伐に必要なことだ。それと、ドミンゴ、お前にも魔王討伐には同行してもらうからな」
「え……? お、俺がですか?」
「当たり前だ。お前は俺の知る最も優秀な冒険者だからな。俺とぜひパーティを組んで、魔王討伐隊に入ってくれ」
「エルド様……」
ドミンゴは、困惑しつつも、眼を輝かせていた。
よほどうれしかったのか、俺の手を握りこういう。
「エルド様……! 俺、嬉しいです! ご主人様にここまで言ってもらえるなんて。俺を頼ってくれてありがとうございます! 俺、エルド様のためならなんでもします。エルド様のお力になれるなんて、奴隷としてこれ以上うれしいことはありません!」
「はは、頼もしいな。じゃあ、まずは俺を一人前の冒険者にしてくれ」
「はい! 任せてください!」
俺はドミンゴと共に、冒険者ギルドへ。
冒険者ギルドに行って、まずは冒険者登録を行う。
そういえば、冒険者登録のときもレベルを測るんだったよな。
たしかドミンゴはレベル1700程度だったはずだ。
オットーが1500で、アカネが2600だったかな。
マードックが5000ちょいか。
「それでは、この水晶に手を置いてください」
ギルドの受付嬢さんがそう言う。
「あの……これほんとにやらなきゃダメか?」
「もちろんです。決まりですので」
「はぁ……」
どうせ、俺はレベル9999なのだ。
どうせまた、受付嬢さんに驚かれてドン引きされるだろう。
もしかしたら、ギルド職員や他の冒険者に、またあらぬ疑いをかけられるかもしれない。
そう考えると、なんだか憂鬱だ。
「じゃあ……」
俺はしぶしぶ、水晶に手を置いた。
「す、すごいです! レベル9999ですか……!?」
「はぁ……そうなんですよ……」
「こ、これはいきなりSランクの冒険者証ですね……!」
受付嬢さんは驚きながらも、特に俺に文句は言ってこなかった。よかった、面倒なことにならないで。
「さすがはご主人様です! さっそくSランクとは」
「いやぁ……実戦で通用するかなぁ……」
「大丈夫ですよ!」
ということで、俺とドミンゴはさっそくクエストを受けることにした。
さすがにいきなりSランクのクエストは無謀なので、Aランクのクエストから。
Aランクのクエストの、【ヘビードッグガエル】討伐クエストを受ける。
ヘビードッグガエルというのは、巨大な犬の顔面を持ったカエル型のモンスターだ。
今回、俺は戦闘を行うにあたって、いろいろと準備をしてきてある。
それは、攻撃魔法の習得だ。
今まで俺は、すべての才能や魔力のリソースを、回復魔法だけに費やしてきた。
まあ、だからこそここまでのレベルになれたんだが。
だが今回、冒険にいくにあたって、俺は攻撃魔法を習得してきたのだ。
攻撃魔法を習得するのに、さほど時間はかからなかった。
なにせ、レベルが9999もあるのだ、ポテンシャル的には、十分可能だ。
シュマーケン家は、代々闇魔法を得意とする家系だ。
父の書斎にある、闇魔法の魔導書をひっぱりだしてきて、練習した。
それに、難しいところはアカネに尋ねた。
アカネは魔法の天才だから、教えるのもうまかった。
「さて、モンスターのお出ましだ」
俺とドミンゴは、すぐさま目的のモンスターまでたどり着く。
ドミンゴは何度かこのモンスターと戦ったことがあるから、案内をしてくれた。
やはり、俺の奴隷はすこぶる優秀だ。
「エルド様! 俺がこいつを惹きつけておきますんで、その間にやっつけちゃってください!」
「わかった! 闇魔導書庫13章参ノ術――死海文書!」
俺は闇魔法を放つ――!
すると――
――ズゴゴゴゴゴゴゴ。
「ギャオオオオオオオオン!」
ヘビードッグガエルは闇の中に吸い込まれて消滅した。
「す、すごい……ここまでの威力とは……」
「エルド様流石です。あのヘビードッグガエルを一撃で……」
どうやら、俺の攻撃魔法の才能も、すさまじいようだ。
回復魔法で鍛えた魔力が、そのまま攻撃魔法にも活かされているようだった。
◆
しばらく冒険者ギルドでクエストを受けまくって、俺は戦いのいろはを叩き込んだ。
今までドミンゴたちはこんなことをしてくれていたのか、と少し彼らを見直した。
俺に戦いの自信がついたところで、今度は討伐隊の選別だ。
魔王軍とは、なにも俺一人で戦うわけじゃない。
王様からも、必要とあらばいくらでも人員を補充させると言われている。
「エルドくん、ぜひ君には、討伐隊の編成と指揮をお願いしたい」
「もちろんです王様」
俺は王様から、そう言われる。
王様も全面的に協力してくれるらしく、兵士なども自由に使っていいそうだ。
「聞くところによると、君の奴隷もすさまじいレベルらしいな」
王様はそう言いながら、俺の後ろのドミンゴをちらと見やる。
「はい、ドミンゴは1700ほどです」
「すばらしい。そのレベルの精鋭が複数いれば、必ずや魔王を倒せるだろう。君に頼んで正解だった」
「それはどうも。他の冒険者奴隷も、そこそこ戦えるレベルです」
「だが、一体どうやってそこまでのレベルのものを揃えたんだ? なにか秘訣があるのか?」
「あーそれは……」
俺が彼らにやった特別なことと言えば、あれだ。
ドミンゴたちを戦わせて、回復魔法で治療して……それを繰り返しただけだ。
おかげで、ドミンゴたちはものすごいはやさで経験を重ねていった。
俺はそのことを、王様にかいつまんで説明する。
「なるほど、そんな方法が……。よし、討伐隊を編成し、それを鍛え上げてくれ!」
「え……? 俺がですか」
「さっきの方法で、最強の軍団を作るのだ!」
「は、はい!」
ということで、俺は大募集を行った。
兵士たちの中から、奴隷たちの中から、学園の生徒の中から。
とにかく魔王討伐にやる気のあるものを、片っ端から集めた。
◆
「で、なんでこいつがいるんだ……」
俺は戦慄していた。
なんと、魔王討伐隊の希望者の名簿の中に、あの名前があったのだ。
【アルト・フランシフォン】
魔王討伐隊志願者の名簿――。
そこには、あのアルト・フランシフォンの名前が刻まれていた。
最初、俺はなんと厄介なことになったと思った。
なんで俺に破滅をもたらす勇者アルトが、こんなところにいるんだと。
だがよくよく考えてみると、これは好機じゃないか?
クレア姫と俺は、今は形だけの婚約状態にある。
だが俺がアーデと結ばれるためには、ゆくゆくはいずれ、クレアをなんとかしないといけないわけだ。
俺は考えた。
よし、クレアをアルトに押し付けよう。
ていうか、そもそもの話、もとのゲームではクレアとアルトは結ばれるはずなんだから、なにも問題はない。むしろそっちが正規ルートなんだから。
今からアルトを全力で鍛える。そして光の勇者として覚醒させるのだ。
そうすれば、きっとアルトは簡単に魔王を倒してくれるだろう。
奴にはそのポテンシャルが十二分にある。
そうなれば、クレアもアルトを見直して、奴に惚れるに違いない。
俺はといえば、陰の立役者に徹すれば目立たずに済む。
魔王を直接倒したりなどの、目立つ手柄はすべて、アルトにくれてやるのだ。
そうすれば、王様もアルトのほうを評価し、クレアとアルトの結婚に文句はいわないだろう。
クレアももともとはアルトのことを好きになるキャラなんだから、ちょっと手助けすればすぐにくっつくだろう。
俺は魔王を倒せなかった力不足の男として、ひっそりとフェードアウトすればいい。
よし、完璧だ。なんと完璧な作戦だ。
俺のやることはただ一つ。
この歪んだ物語を軌道修正して、アルトをもとあるべき位置に戻すのだ。
そうすれば、面倒なことからすべておさらばできる。
面倒は全部アルトに押し付けてしまえばいい。
しかも、完璧なことに、こうすればアルトに恩を売れるわけだ。
俺はアルトに魔王討伐させることで、奴から師匠として慕われる。
そうすれば、アルトに断罪され、破滅フラグになることもないだろう。
まあ、そもそも俺は断罪されるようなことはなにもしていないんだが。
とにかく、むしろ篤人は俺のことをかばってくれるようにすらなるはずだ。
完璧じゃないか。
「よし、そうと決まれば……」
俺は志願者たちに選抜試験を行った。
さすがに戦闘に向かない、明らかに才能のないやつや、やる気のなさそうな奴を弾いていく。
書類選考と面接で、なんとか数を50人ほどに絞る。
集まった志願者たちには、とりあえずドミンゴに指揮をとらせて、自主訓練をしてもらおう。
俺は隅のほうでぽつんとしていたアルトに、話しかける。
「おいお前、アルトとかいったな(すっとぼけ)。なんで魔王討伐隊に志願した?」
「ああ、エルド隊長。俺は、間違ったことや悪を許せないんです。なにか俺にできることがあるんなら、黙ってみているわけにはいきません」
アルトは、そんなふうに答える。
やはりな、アルトの性格からして、そんな理由だろう。
魔王討伐隊ときいて、こいつが来ないはずはないのだ。
アルトのレベルを調べてみると、奴はレベル6になっていた。
入学式のときはまだレベル1だったのに、この短期間で大したものだ。
そこはさすがは主人公補正というべきか。
学園の授業だけで、そこまでレベルが上がっていたなんてな。
この分なら、すぐにアルトを強くできるかもしれないな。
「よしアルト、君には才能があるようだ。俺が特別に修行してやろう。君にはゆくゆくは、リーダーを任せたい」
「お、俺がですか!? ありがとうございます」
アルトは大喜びで食いついた。
アルトは平民の出だ。
俺のような貴族からのこんな申し出は、喉から手が出るほどだろう。
まして今のアルトはまだ力にも目覚めていないし、クレアとも知り合っていないんだからな。
「よし、じゃあドミンゴと戦ってみろ」
「は、はい! よろしくお願いします!」
俺はドミンゴとアルトを模擬試合で戦わせる。
結果はもちろん、レベル1700のドミンゴの圧勝だ。
ちなみに、俺はドミンゴに手加減するなと伝えてある。
だから――。
――ボキィ。
――ズギャバキ!
アルトはぼっこぼこのコテンパンにやられてしまう。
「ぎゃああああああああ!!!! いでええええええええ!!!! 骨が、骨がああああああああ! 腕があらぬ方向にいいいいい!!!!」
苦しむアルトに近づいて、俺はすぐさま回復魔法をかけてやる。
「ヒール――!」
「こ、これは……?」
一瞬で痛みが引いて、アルトは不思議そうに俺を見上げる。
「お前の怪我はすべて俺が治そう。だから立ち上がれ、勇者アルトよ! そしてさらに高みを目指すのだ!」
「は、はい……!」
俺はアルトをその調子で鍛えていった。
何度もアルトに怪我をさせ、治し、鍛える。
負けても負けても、何度もドミンゴに立ち向かわせる。
強者と戦えば戦うほど、経験値は得られるものだ。
ふつう、強者と戦うのなんて、危険もいっぱいで怖いはずだ。
だが、俺の回復魔法でアルトをハイにして、何度でも立ち向かわせる。
これでレベル上げは完璧だぜ!
ちなみに、回復魔法と同時に、ちょっと気分がハイになる魔法をかけている。
ま、そのくらいは許せアルト。
◆
【sideアルト】
俺は昔から、世界を救う勇者に憧れていた――。
俺の名前はアルト・フランシフォン。
平民としてこの世に生まれ、ひょんなことから、運のいいことに、今はハインリヒ貴族学園にかよわせてもらっている。
それもこれも、理事長のはからいだ。
俺は、貴族学園でチャレンジする切符をつかんだ。
なんとかそれを活かしたかったし、恩に報いたかった。
そんなある日、学園にある張り紙をみつける。
「勇者募集……魔王討伐隊に君も参加しよう……?」
これはチャンスだと思った。
これに応募すれば、俺も何者かになれるかもしれない。
それに、魔王復活なんてきいて、黙ってるわけにはいかなかった。
俺は居ても立っても居られなくて、すぐさまそれに応募した。
だけど、正直言って自信がない。
気持ちだけは先走るけど、俺にはなんの実績も実力もないんだ。
俺は、自分には才能があると思っていた。
いつかそれが、覚醒して花開くものだと思っていた。
だけど俺ももう何者にもなれないまま16歳だ。
そろそろ、自分がただの凡人だってことはわかってくる。
そんな俺が、本当に魔王討伐隊に志願して、使ってもらえるのだろうか?
俺はまだレベルも6しかないし、戦力になるのだろうか。
いや、挑戦する前からあきらめてちゃいけない。
俺はなんとしても、正義のためにこの命を使うんだ!
うおおおおおお!
◆
なんとか書類審査は突破した。面接もぎこちないなりに、どうにかクリアできたようで。
俺は50人の選抜メンバーに選ばれた。
正直、俺はその中でも全然弱いほうだ。
なんで選ばれたのかすらわからない。
俺のやる気が買われたのか、でも、もっとやる気のやつもいくらでもいた。
とにかく、うれしさと不安が半分だった。
選抜メンバーが一度集められた。
それぞれに、もうグループを作り始めて和気あいあいとしている。
もともとの知り合いも多いのか、すでにいくつかのグループにわかれていた。
そんな中で、俺は誰にも話しかけられずにいた。
どうせ俺はこの中でも最弱だろう。
歳の近いものも少ないし、レベルの近いものも少ない。
正直、俺はその場で浮いていた。
はぁ……こんなんでこの先やれんのか?
ハインリヒ貴族学園でも、俺は平民で、貴族の人たちとは住む世界が違う。
だから、俺は全然友達もできずにいた。
正直、惨めだった。
だけど、俺には正義の心だけは人一倍ある。
なんとかここでそれを活かしたい。
そう思っていたところに、ある人物がやってきて俺に話しかけてきた。
「おいお前、アルトとかいったな。なんで魔王討伐隊に志願した?」
「ああ、エルド隊長。俺は、間違ったことや悪を許せないんです。なにか俺にできることがあるんなら、黙ってみているわけにはいきません」
俺は、話しかけられて少しうれしかった。
話しかけてきてくれたのは、エルド・シュマーケン。
彼は俺と同じくハインリヒ貴族学園に通う生徒で、この魔王討伐隊の指揮をする隊長でもある。
なぜ彼が魔王討伐隊を指揮しているか。
そう、彼はレベル9999という、人類の最高到達点なのだった。
すごいなぁ……。俺と同じ年なのに、彼はすべてを持っている。
俺はわずかに、彼に憧れを抱いていた。
レベルがそれだけあれば、俺も魔王を倒したり、活躍ができるのに。
しかも彼はお姫様とも友達で、王にも面識があるらしい。
そんな彼は、おそらく人柄もいいのだろう。
ぼっちの俺を見かねて、話しかけてくれたに違いない。
エルド隊長は、それから俺を見回すと。
「よしアルト、君には才能があるようだ。俺が特別に修行してやろう。君にはゆくゆくは、リーダーを任せたい」
「お、俺がですか!? ありがとうございます」
などと言い出した。
いったいどういうことだ。
この俺に才能を見出した……?
俺はまだ、なにもしていないのに、彼はいきなりなにを言い出すんだ。
そうか、この人はきっと俺を試しているんだ。
俺に情けをかけて、チャンスをくれようとしているのか……?
なんでもいい。
ここで期待に答えなきゃ……!
そうすれば、本当にリーダーになれるかもしれない。
平民で凡人の俺は、人一倍頑張らなくちゃ。
「よし、じゃあドミンゴと戦ってみろ」
「は、はい! よろしくお願いします!」
俺は隊長補佐のドミンゴさんという人と戦わせられることになった。
ドミンゴさんはムキムキマッチョの屈強な男で、とても俺ではかないそうにない。
だけど、ここでひよってちゃいけない。
せっかく体長が下さったチャンスだ。俺はそれに応えよう。
「うおおおおおおおおおおお!!!!」
しかし――。
――ボキィ。
――ズギャバキ!
俺はぼっこぼこのコテンパンにやられてしまう。
「ぎゃああああああああ!!!! いでええええええええ!!!! 骨が、骨がああああああああ! 腕があらぬ方向にいいいいい!!!!」
俺の骨という骨が、逆に曲がる。
俺の節という節が、痛みで悲鳴を上げる。
まさかここまで手加減なしとは思わなかった。
それとも、俺が場違いなまでに弱いのか……?
とにかく、俺は死ぬような思いをした。
くそ……! くそ……!
俺をぼこぼこにして、あきらめさせるつもりなのか?
魔王討伐隊は俺には無理なのか……!?
俺にもっと力があれば!
とても悔しかった。
痛みでどうにかなりそうだ。
そのときだった。
「ヒール――!」
「こ、これは……?」
エルド隊長がそう唱えると、俺の痛みが一瞬でひいて、身体が元に戻る。
不思議な気分だった。
エルド隊長は、いったいなんのために……。
「お前の怪我はすべて俺が治そう。だから立ち上がれ、勇者アルトよ! そしてさらに高みを目指すのだ!」
「は、はい……!」
エルド隊長は、真剣な表情で俺にそう言った。
俺は、雷が落ちたような気分だった。
そうか……彼は俺を、真剣に強くしようとしてくださっているんだ。
こんな程度じゃ、魔王には到底勝てない。殺されるだけだ。
だから、もっと強くなれということか。
このくらいであきらめていては、ダメということか。
そう、俺は立ち上がらなきゃいけないんだ……!
エルド隊長が治療してくれるというのなら、俺はまだやれる……!
あなたの言葉、響きました……!
「うおおおおおおおお!」
「よし、よく立ったな」
エルド隊長、俺はあなたの期待に応えてみせます……!
「もっと、遠慮なくやってください! 俺はどんな痛みにも耐えます!」
「よし、その意気だ!」
俺は感動していた。ここまで俺に期待をかけてくださっているんだ。
俺は、それになんとしても報いたい。
エルド隊長、俺は魔王を倒してみせます……!
俺はその後も、エルド隊長とドミンゴさんのスパルタ修行に耐えた。
なんだかかなり、強くなった気がするぜ!
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