■??_再会/??/??/??:??■
『おい!早く起きろ!』
あれ、俺は夢を見ていたのか?
確かにあんな夢のような光景は現実では体験できないよな、なんならずっと夢を見ていたいぐらいだ。
『おい!早く起きんか!!』
『…もう、何ですか?良い夢見てたのに』
『だから、早く起きろ!!』
『え、真っ白な世界?
…もしかして、ヒュプノス?
あれは現実だった?』
『そうじゃ!全く時間が無いというのにすぐ戻ってくるやつがあるか!?』
『そんな事言われましても…』
あの三女神が現実だったとすると考えられるのは『ヤタ』『パリカー』とあと1人…誰だ?
『とにかく早く起きろ!』
『え、起きてますよ?』
『違う!現実世界で起きろと言っておる!!』
『いや…どうやって起きるんですかね…』
『全く世話がかかる奴じゃ。仕方ない手伝ってやる』
『ありがとうございます』
『………ダメじゃな』
『え?』
『お主、強力な睡眠魔法をかけられておるぞ』
『あぁ…そういえば…』
睡眠魔法という事は僧侶か?
思い当たるのは勇者パーティーの『ラヘンメ』しかいないが、この3人を俺は女神だと思っていたということか。
『あれ?ヤタが女?』
なんだろう俺はしっかり見た覚えは無いが、女だと認識した?見た覚えがない?
『全く…どこまでも無粋な奴よ…。見た覚えがないのはそりゃソレが無いからに決まっておろうが…』
『ちょ、ちょっと!人の頭の中覗かないで下さいよ』
『とことん不器用な奴で見てるこっちがイライラするわ』
『いや、だから見ないで下さいって』
『それより、なんとか気合で起きれんか?』
『気合って…』
『早くせねば取り返しのつかぬ事になるぞ?』
『それは何に対してですかね?』
『全てじゃよ。
あ、お主の仲間、早くせねばヤバいぞ』
『え』
『あ、お主が目にかけてる小娘が―――』
「UOOOOOOOOOOOO!!!??」
―――
――
―
『全く…わかりやすいやつじゃ…』




