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雨森弥太郎は騒がない〜真夜中に拾った少女〜  作者: 猫背族の黑
第四章『旅立ち』
84/100

■??_??/??/??/??:??■


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 気がつくと見渡す限り真っ白な世界が広がっていた。足元も白く立っている感覚が無く、頭にもやがかかったような気持ち悪さを感じる。


『…もしかして、死んだ?』


 応えてくれる者はおらず、発言した感覚も無かった。仮に死んでいるなら、この空間は何だろうか、よくある転生ものの女神との対話があるのか?


『女神様ー!!いませんかー!!』

『残念だが女神ではない、我が名はヒュプノス』

『え!神様!?

 まさか俺、転生します?』

『転生はしないが、お前に神託を授ける』

『…すみません。

 何の神様かわかりませんので授けられても困るのですが。そもそもどこにいるんですか?』

『我は姿を持たぬ。眠りの世界に存在する神だ』

『眠りの神?パッとしないような…』

『聞こえているぞ。

 まぁ、そんなお前だから声をかけたのだがな』

『え?』

『良いか、二度は言わぬ。

 世界を救うために【赤い3倍】を飲み続けろ』

『いやいやいや、【赤い3倍】のせいでこんな事になってるんですよ!?』

『それでもだ』

『飲まなかったら?』

『世界が滅ぶ』

『具体的に教えて貰えませんか?』

『我は夢の世界を通じて世界を見通せる存在。それゆえにラッパ吹きの行動も分かる』

『ラッパ吹きってそもそも天使ですよね?天使も寝るんですか?』

『眠らないのは姿を持たぬ神だけだ。それに今の時代、天使も悪魔も人間と同化しておるからな』

『うーん、でもなんだか胡散臭(うさんくさ)いんですよね…』

『ならば何か1つだけお前の問いに答えてやる』

『1つか…ヤタの性別?ヤタの3本目の足?』

『人の子よ、それを我が答えるのは無粋(ぶすい)だろう』

『いいんですよ!え〜と、どっちにしよう…』

『全く、神にその態度が取れるなら直接確かめれば良かろうに。とにかく、1つだけ応えてやるから先程の神託をパーティーで共有するのだぞ?大事な事なのだからな?』

『わかりましたよ、ええと。どうしようか…。ええい!てんのかみさまがいうとおり―――』


 白の世界が急に光り始める。


『お、おい、まだか』

『たいこがどんどこ―――』


「ナイナイ!ナイナイ!」


 え?


 白の世界が消え、3人の女神が現れた?

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