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気がつくと見渡す限り真っ白な世界が広がっていた。足元も白く立っている感覚が無く、頭にもやがかかったような気持ち悪さを感じる。
『…もしかして、死んだ?』
応えてくれる者はおらず、発言した感覚も無かった。仮に死んでいるなら、この空間は何だろうか、よくある転生ものの女神との対話があるのか?
『女神様ー!!いませんかー!!』
『残念だが女神ではない、我が名はヒュプノス』
『え!神様!?
まさか俺、転生します?』
『転生はしないが、お前に神託を授ける』
『…すみません。
何の神様かわかりませんので授けられても困るのですが。そもそもどこにいるんですか?』
『我は姿を持たぬ。眠りの世界に存在する神だ』
『眠りの神?パッとしないような…』
『聞こえているぞ。
まぁ、そんなお前だから声をかけたのだがな』
『え?』
『良いか、二度は言わぬ。
世界を救うために【赤い3倍】を飲み続けろ』
『いやいやいや、【赤い3倍】のせいでこんな事になってるんですよ!?』
『それでもだ』
『飲まなかったら?』
『世界が滅ぶ』
『具体的に教えて貰えませんか?』
『我は夢の世界を通じて世界を見通せる存在。それゆえにラッパ吹きの行動も分かる』
『ラッパ吹きってそもそも天使ですよね?天使も寝るんですか?』
『眠らないのは姿を持たぬ神だけだ。それに今の時代、天使も悪魔も人間と同化しておるからな』
『うーん、でもなんだか胡散臭いんですよね…』
『ならば何か1つだけお前の問いに答えてやる』
『1つか…ヤタの性別?ヤタの3本目の足?』
『人の子よ、それを我が答えるのは無粋だろう』
『いいんですよ!え〜と、どっちにしよう…』
『全く、神にその態度が取れるなら直接確かめれば良かろうに。とにかく、1つだけ応えてやるから先程の神託をパーティーで共有するのだぞ?大事な事なのだからな?』
『わかりましたよ、ええと。どうしようか…。ええい!てんのかみさまがいうとおり―――』
白の世界が急に光り始める。
『お、おい、まだか』
『たいこがどんどこ―――』
「ナイナイ!ナイナイ!」
え?
白の世界が消え、3人の女神が現れた?




