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ムサビとベムスターが好きだった叔父の物語  作者: 巳ノ星 壱果


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ムサビとベムスターが好きだった叔父の物語

亡き叔父は

ムサビ出身で

怪獣ベムスターが大好きで

いつも本とスケッチブックを抱えていた


漫画家を夢見て北海道から上京し

自由に

自分らしく

生きた人だった


これは

そんな叔父の記憶を

姪の私が静かに辿っていく物語


平成生まれの私から見た

昭和と怪獣と青春の

小さな回想録


挿絵(By みてみん)



第一章 叔父の始まり




叔父は北海道で生まれ育った。


名前は、祖父と祖母の一文字ずつを合わせたものだった。


叔父は名前がコンプレックスみたいだったけど、祖母の想いが詰まってる素敵な名前だなぁと思っていた。




祖母は十八で叔父を産んだ。



昔からアニメが好きで、

いつも何かしらの本を抱えている人だった。



母の兄にあたる叔父は、高校を卒業するとひとりで東京へ出た。


憧れていた美術大学


ムサビに進学するためだった。





叔父は友人に本の虫と呼ばれていたらしい。


鞄の中には文庫本や漫画、手にはいつもスケッチブック




夢は漫画家になること




北海道から上京し

夢だけを頼りに、叔父はムサビの門をくぐった。




私は

叔父に少し似ているのかもしれない。




自由を好んで

人と同じ道を歩けなくて

少しだけ変わり者で




でも

そんな叔父のことが私はずっと大好きだった。



私よりずっと個性的で、

それでもたくさんの優しい友人に囲まれて生きた人だった。

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