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アウトキスブレイク!  作者: Ry77


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10/12

10 責任転嫁 壱

体育館から出た俺たちは、辺りを警戒しながら歩く。玲央と合流しようとする前に分かったことがある。とにかくこの学校はなにかがおかしい。途中から先生が居なくなっていたり、未知なウィルスに振り回されたり...そして、()()()()()()()()()()が職員室の近くにあること。俺らは今、その扉の前に居る。


「よし、行ってみるか」


この扉に来る前...。


「あいつどこ行ったんだよ...」

「いや知らないって」

「あ、思い出した!」


真央が大事なものを思い出したかのように大きな声を出し、目を大きくあけながら俺を見つめる。『うるせぇ!バレるぞ!』と言おうとしたが、幸い俺たちが歩いている廊下には誰もいなかったので、言うのを止めた。どんな大事な何かを思い出したんだこいつ?


「職員室の近くに扉があった気がする!」


続けて興奮気味に語る真央に俺は呆れる。まず、この事態に関連性があるのかも分からない。俺はそんな扉を見たことがないし、まず職員室に行くこともあまりない。


「なんか関係性あるのかよそれ?」

「絶対あると思うわ!」


こいつ好奇心だけはすごいな。というわけで、早速向かうことにした。


「ここか...」

「ちゃんと閉ざされてますね...」


見た目は不気味で多分皆近づきたくはない扉があった。ドアノブを引いても鍵がかかっており、開けられそうにない。


「開かないんだけど...なんかない?」


ドアノブを引っ張っている真央の質問に俺は周りを見渡すが、破けた大きな紙切れがあるだけで、何も無い。


「何もないが?ていうか玲央は?」

「痕跡ないしどこいるか分かんない」


さっきまでの気持ちはどこに行ったんだこいつ。めちゃめちゃ他人事じゃねえか。でも開かないと...鍵が必要そうだな...。職員室に鍵がありそう過ぎる。


「職員室行くか」

「おけ」


職員室のドアを開けて入ると、やはり誰も居ないが、複数のパソコンが光を放っている。


「パソコンがついてる!これで助け呼べるんじゃね!?」

「確かに...でもWi-Fi繋がってる?」


俺はパソコンの接続マークがついてることを確認し、ウェブサイトを開き、早くも遅くもないスピードでタイピングをする。


「えっと...07ちゃんねる...」

「なんで07ちゃんねる!?」

「だってスレッド立てたほうが...」

「あー...」


悠真は納得行かなそうな不満な声をあげつつ、パソコンの画面を見ている。


「ていうかよくブレーカー落ちないもんだな」

「朝方だから落ちても気づかないでしょ」

「まず落ちるわけな...」


07ちゃんねるを開くと、安心感のあるトップページじゃない慣れた画面ではなかった。俺は背筋が凍る感覚を覚える。


「インターネットに接続していません...?は?」

「お綺麗なフラグ回収を...」

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