1 初めての感染者
平和だった学校生活がおかしくなってしまったらしい。一体誰がこんなことをしたのか。そして主人公(怜央)学校はどうなるのか。
俺は天城玲央中学二年生で趣味がゲームだが、学業のテストはいつも上位だ。
と言っても1位になったことがなく、最近はほぼ丸一日を勉強に費やしている。
「うぉぉぉぉぉ!勉強勉強!一位に絶対なるぞぉぉぉぉぉ!」
もうすぐテストだし、来年は受験だから今はゲームをしてる暇はない!と勉強していたら、後ろからコンコン...と誰かが俺の部屋にノックしてきた。
「ちょっと玲央?早く寝なさい」
俺のお母さんだ。年齢は40代くらいだが年齢より若く見える。お母さんは心配性で俺を心配し過ぎている。いわゆる過保護だ。ていうか今何時だ?と思い自分の部屋にある時計を見てみると...
「もう1時!?嘘だろ…勉強の時間がまだある!!!」
俺は、嬉しすぎてガッツポーズをした。
「そういうことじゃないのよ。明日学校でしょ?」
「今日土曜日じゃないの?」
「日曜日です。早く寝なさい」
嘘だろ!俺、勉強し過ぎて曜日感覚終わってる...まぁ前までずっとゲームしてたし、次のテストで巻き返さないと...1位になって絶対...絶対...モテたい!
「わかったよ。歯磨きして寝るよ。」
翌日
ピピピと目覚まし時計が鳴って俺は起きた。ふわぁと大きいあくびをし、目覚まし時計を止めてベットからおきた。
「おはよう」
とお母さんに言って朝食を食べた。朝食は鮭と白米か...Very simple!
「ごちそうさま。おいしかったよ」
「あらそう、学校頑張りなさい」
「わかったよ」
俺は制服に着替え準備し、家から出た。学校なんてめんどくさい、無くてもいいと思いながら歩いてると後ろから声をかけられた。
「....い!おーい玲央!」
「颯太か」
いま走って来てるのは、結城颯太俺の同級生だ。勉強は苦手でゲームをずっとしているが、なぜがたくさんの女子からモテている。俺もモテててぇ!
「はぁ...はぁ...よ!」
「よ!じゃねぇよ。何してんだ走って来て
」
「登校に決まってんだろ」
「いやちげぇよ、朝早くから疲れたらどうするんだよ」
「まぁ、俺はゲームと運動で出来てるからな!」
「自分で言ってどうする?」
颯太は保健体育の球技でもすごい活躍を残している。とにかくすごい。とにかく。モテてる理由の1つと言っても過言ではない。勉強ができていれば最強だったのにな...
「ていうか、次のテストいつだっけ?」
と颯太に質問すると颯太は動揺しながら
「みみみ、み三日後...」
俺は思った。こいつ絶対勉強してねぇ!!颯太の家は厳しくてテストでは合計250点以上取らなければフルコンボだ○ン!されるらしい。いや5教科全部50点以上取ればいい話だが、颯太はほぼ1日中ゲームしてるし、次のテストも颯太は無理そうだったので慰めの一言をかけた。
「まぁ颯太なら行けるぜ!パッションパッション!」
「慰めになってねぇよ!」
学校に着いて席に座ると横から視線を感じた。
少し見てみると俺の幼馴染の佐藤真央だった。真央は髪型がショートで頭がいい。俺よりはよくないが(笑)しかし、他の男子には冷たいが、俺には優しい。まぁそうゆうことだ。と自分で解釈している。
「何こっち見てきてんだ?」
と真央に話しかけると
「あっ、いや、えと」
と突然話しかけられたか動揺してるだった。
俺は真央に話しかけようと席に近づいた瞬間、颯太が突然話しかけてきた。
「お前、真央好きなの?」
「なな、なんで席に近づくだけでそうなるんだ?」
「確定か!?」
「いや、なんでだよ!」
「そういえば知ってるか?あいつは真央が好きらしいぞ」
颯太が指した場所は教室の一番右端にいる霧崎暁斗だった。あいつは、アニメが好きなオタクだ。俺は心配で話しかけようとすると
「今、本読んでるから忙しい」
といつも言ってきてあまり話したことがない。俺、あいつに嫌われてそうだな...俺は颯太に質問した。
「なんでアイツが?」
すると颯太はこう答えた。
「さぁ?惚れたんじゃね?」
「まぁ、お前には、優花とか千紘とかの方が似合ってるぞ^_^」
「口にジッパー埋め込むぞ」
颯太が言った人物は藤田優花と石井千紘だった。優花は成績も優秀で、運動も得意な学校中の人気者だ。千紘は成績は良くないが、颯太と互角の身体能力を持っている。簡単に言うと2人とも運動神経が抜群って事だ。すげぇよな...。俺は颯太が暁斗の好きな人を知っていたことに疑問を持った。
「なんで颯太は暁斗の好きな人知ってるんだ?」
「暁斗から聞いた」
俺はびっくりした。あいつは学校中、本ばっか読んで話し相手がいないと思ったから...。
「へぇーそうなのか...いつ聞いたんだ?」
「一昨日に暁斗が『好きな人と付き合う方法教えてほしい』って言ってきたんだ」
「玲央もがんばれよ!」
「だからなんでだよ...」
そういえば、もうすぐ授業だったか、次の授業はなんだっけ?と思い時間割を見るのが面倒だったので颯太に聞いた。
「次の授業なんだっけ?」
「理科だぞ。しかも実験!すぐ終わるぜ!」
「確かにな」
チャイム音が鳴って授業が始まった。
「はーい今日は豆電球光らせまーす」
やっぱ先生ずいぶん大雑把だな。本当にこの人は先生なのか?
「色々使うからグループで2人1組作ってねー1人余ったら先生行きマース」
その言葉は友達居ない人が聞きたくない言葉ランキング1位の...!最悪だ...。顕微鏡を使うなんて先生いなくても出来るだろ!俺にはあんま友達いないし、先輩や後輩ともあまり関わらなかったが、颯太はいつも俺に話しかけてくれた。しかし、その颯太は別グループにいる...。仕方ないから1人の人の組もうとグループを探していると声をかけられた。
「玲央、一緒に組まない?」
「まぁいいけど...俺でいいのか?」
「組む人が居ないんでしょー?笑笑」
シンプルにぶん殴りてえ!でも真央のおかげで先生と組まずに済んだ...。それだけは嬉しい。
50分後
「じゃあ終わりまーす」
チャイム音と同時に俺はリラックスし、授業で使ったものを片付けた。
「やっと授業終わったわ...」
すると、颯太がこっちに来た。
「玲央、一緒教室戻ろうぜ!」
「まぁ...いいけど」
俺は教室に戻った時何か忘れたことに気づいた。
「俺、理科室に筆箱忘れた!」
と颯太に伝え、俺は急いで理科室に戻った。
「あいつ筆箱忘れて何やってんだ...」
「みんな、優花どこいったか知らない?」
急いで理科室に着いた。早くしないと次の授業が始まってしまう!
「先生は...いないか...早く取って戻ろう」
「筆箱見っけた!」
その時、ガタンッ!と奥から大きな物音が聞こえた。
「誰かいるのか?」
俺は、物音が鳴った方向に恐る恐る近づいた...すると...
「助け...て...」
横に倒れて弱っている中1の男子生徒がいた。その男子生徒は明らかに顔色が悪かった。
「どうしたんだ?」
俺はその男子生徒に質問しても何も返ってこなかった。嫌な予感がした。脈を調べたが動いてなかった。死んでいた...すると奥から人が歩いてきた。もしかすると、歩いてきたやつが男子生徒を殺したかもしれないと俺は思った。俺は話しかけた。
「何やってんだ?」
「うわあああああああああ!」
「何だ!?優花!?」
優花だった。おかしい...本当に優花がやったのか?優等生なアイツが...本当に?しかも様子がおかしかった。しかもなぜ今、中一男子生徒が理科室に?俺は、混乱した。
「優花、お前どうしたんだ?」
「......っ、うっ、うっ、ぐすっ」
俺は、その時確信した。こいつは優花じゃない。優花の見た目をした殺人鬼だと。俺は今すぐ逃げようとしたその時、優花がおかしな事を言ってきた。
「キス...したい...」
「は?」
初めて小説書いてみました。まだ小説書くのは素人なのでアドバイスが欲しいです。
ちなみに登場人物はchatGPTに考えてもらいました。
連載予定です。