1.赤髪の青年剣士。
ここから第1章ですd(*‘ω‘ *)!
面白くなるよう頑張ります!(少し控えたw
――冒険者になって、数日が経過した。
「さて、今日はどこまで潜ろうかな……?」
その日も俺は宿からギルドへ直行し、併設する酒場で食事を摂りつつ考える。
ダンジョンにはいくつか種類があって、俺が初日に向かったのは洞窟型のダンジョンだ。ゴレムのような岩の魔物に始まり、最奥付近にはドラゴンなど、強力な魔物がいる。
他にはオークやスライム、普通の小動物が生息する森林型のダンジョンがあった。基本的に俺は自分の力試しをしたいので、洞窟型の方へ向かう。
「採集クエスト、なんてのもあるんだな。ポーションの材料になるのか」
それでも今後、回復薬の類は必要になるはずだった。
同時に、仲間もいた方が心強い。可能であれば、治癒師や魔法使い……。
「やあ、クロス・フリーダムくんだね?」
「ん……?」
そう考えていると、不意に声をかけられた。
見ると、そこには一人の赤髪の美青年が立っている。切れ長の金の眼差しは、俺をじっと見つめて逃がそうとはしなかった。スラリとした体躯をしており、腰にある長剣を見る限り剣士だろう。その剣には、どこかで見た覚えのある家紋が刻まれていた。
「アンタは?」
「あぁ、いきなり失礼。ボクの名前はダイス――」
そう言うと彼は、恭しく。
生まれ育ちが良いのだろう所作で礼をしながら、こう名乗った。
「ダイス・アークイズム、だよ」――と。
◆
「それで、ダイスは俺になんの用だったんだ?」
ひとまず食事を終えてから。
俺とダイスは、ギルドの談話室で話していた。
こちらが訊ねると彼は一つ頷き、凛とした声で答える。
「あぁ、期待の新人くんがどのような人物か、知りたくてね?」
「期待の新人……誰が?」
首を傾げると、ダイスは目を丸くして固まった。
そして、
「キミは、自分がすでに噂されていることを知らないのかい?」
そう、疑うような目をして言うのだ。
だけども俺はまったく理解できず、また首を傾げてしまう。
するとダイスも、こちらが本気で応えていると察したらしい。少しだけ苦笑しながらも、こちらにこう話してくれた。
「いやいや。単身で洞窟型ダンジョンに潜り、さらにはゴレムを魔法を使わずに倒したのだろう? 噂にならないはずがないんだよ」
「へー……?」
しかし、それを聞いても『そんなものなのか』程度にしか思わない。
こちらの反応が薄いことに、ダイスは乾いた笑いをしていた。
だが、そこで気持ちを切り替えようとしたらしい。
「えー、こほん……」
青年はわざとらしく、咳払い一つ。
椅子から立ち上がって、俺に手を差し出してこう言った。
「噂の新人、クロス・フリーダムくん! ボクと手合わせ願いたい!」――と。
それが赤髪の美青年剣士、ダイスとの出会いだった。
次、間に合えば日付の変わる頃に!
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