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気絶から1時間後、リルは起きた。
「うぅぅ、情けないのじゃ。せっかくご主人様がちゅーしてくれたのに、まさかイキすぎて気絶してしまうとは・・・」
リルは神獣なので色々な耐性が高い、1~2回イっても流石に気絶しない。
あのキスだけで実は10回もイっていたのだ。
「童は敏感体質なのかのう。ご主人様が好きすぎるのもあれじゃが。どうすればいいかのう。やはり女を磨いてご主人様にしっかり振り向いてもらい、何度もしてもらって耐性を付けないとダメかもしれんのう」
はぁ、とため息を吐くリル。
リルは乙女だし、2532年も待ち続けた事もあり惚れた男に対してはとことん尽くす、凄くいい女なのである。
何故ここまで敏感なのかは色々な要素があった。
元々敏感体質、2532年の処女での初恋によるケイスが好きすぎ、最大の要因はケイスにグーパンされて開いてしまったMの扉が攻められると感じてしまうのである。
「しかし、神様は何を考えてあんな指示を出したのじゃ。童は大好きなご主人様と我が子のエルフ達を失いたくないのじゃ・・・」
ケイスの寝顔を愛おしそうにも悲しそうにも見える顔で見続けるリルであった。
朝5時にケイスはアラーム魔法で目が覚めた。
「おはようなのじゃ、ご主人様」
「おはよう、リル、起きるの早いな」
「童は守護者じゃぞ?寝たとしても1日1時間程度しか寝ないのじゃ」
あの後からケイスの寝顔をずっと見ていたのである。
まさにケイスが好きすぎるのである。
「ご、ご主人様、朝のチューはしてくれんかのう」
「だーめ、昨日はリルを怒らせちゃったからしたんだぞ?今は違うだろ」
「そうじゃのう。いつかはしてもらえる様に頑張るのじゃ」
ボフンっと子犬になる。
「ほら、朝の訓練をするから頭にのせるぞ」
「ありがとうなのじゃ」
一緒に庭の広場に行く。
そして胡坐をかいて目を瞑り、普段より激しく緩急を付けてグルグルトレーニングをする。
「ご主人様?何をやっておるのじゃ?」
「これ?えっとね緩急をつけて魔力を体中にグルグルさせると魔力量がアップする事に
気づいたから、ずっとやっている感じかな」
「え?え?なんじゃそれは。そんな事があり得るのか?」
「俺の魔力量はリルが一番体感しているだろ?」
「そうじゃの。童もちょっとやってみるかの」
子犬のままやり始める。
ちょっとしてフラッとしたらしくリルが驚いた顔で言う。
「な!なんじゃと!こ、これは間違いない・・・ご主人様?これは毎日どれくらいやっているのじゃ?」
「んーもう寝ているとき以外はずっとかな、まぁこうしてやった方がもっと隅々までできるから朝はこうして集中してやっているくらいだよ」
少しやってフラっとしたリルは驚愕してしまう。
「なななな!うそじゃろ。これを毎日一日中やっているのか・・・信じられん。いやしかしそれならご主人様の膨大な魔力も納得がいくのじゃ・・・」
「え?これってそんなに凄いの?」
「何を言っているのじゃ!魔法で革命が起こるレベルじゃぞ!しかしこんな物まで見つけるとは本当にご主人様はすごいのぅ」
「へぇーそんなにすごいのか、やっといてよかった。ありがとなリル」
「んもう!ご主人様、これ以上童を惚れさせないで欲しいのじゃ」
実は筋トレについてもこの世界では認識されていないため革命レベルなのは知らない。
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