表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
救済の英雄譚~ゆかいな乙女達~  作者: アビ
2章 騎士国ソードグランス ~赤髪の兎少女ルルとの出会い~
27/178

26

 1か月ぶりにお風呂に入ったケイスの身体は若いはずなのだが中身は40歳なので「ふぃー」とおっさんセリフを吐いてしまう。

 そこで『ガチャリ』とルルが裸で入室してくる。


「おい!なんで入ってくるんだよ!俺の後に入るって言っていたじゃないか!」


「ちゃんとケイスさんの後に入りましたよ?」


 この野郎・・・。

 いや、これは本当にわかっていない天然のバカだ。

 まだ流石に湯船から出たくないので見ない様に体の洗う道具やせっけんの説明をする。


「ケイスさん!ちゃんと見ながら説明してください!わかりませんよ!」


「見たらマズイだろ!運命の人がなんとか言っていただろ!」


「私は気にしませんし、運命の人は見つかっているので安心してください!初心なのですか?」


 見つかっているなら安心した。とりあえず大丈夫そうだが、とりあえず見ない。


「そう。初心なんだよ。だから勘弁してよ」


「もう!それなら仕方がないですね!初心なケイスさんも可愛くて大好きですぅ!」


「ありがと」


 それしか言えない。

 ルルが湯船に入ろうとしてきたので見ない様に交代で出る。

「ぶー!」と聞こえたが気にせず出る!出るったら出る!

 天然バカなのかさりげなく虐めてくるドSなのか?

 考えても仕方がないので温風魔法で髪を乾かす。

 乾かし終わったくらいでルルも出てくる。


「ルル。髪の毛を乾かしてあげようか?ちょうどいい魔法があるから」


「えー!ケイスさんはそんな魔法が使えるのですか!流石ケイスさんですぅ!」


 とベッドにピョンと座る。

 後ろからヴォーと温風魔法で乾かし始める。

 やべぇ。うさ耳可愛すぎる。触りたい。

 ルルは温風魔法で良く聞こえないが恐らく自作であろう歌を口ずさんでいる。


「~~~~~♪パクリと食べちゃうぞ~♪」


 部分的にしか聞こえないが恐らく食いしん坊のルルらしい歌詞がちょっと聞こえた。

 ヴォーーと乾かし続ける。


「うっしろから~♪まっえから~♪」


 食事の歌なのに後ろと前ってなんだ?と思いながら乾かし終わる。


「ルル。終わったよ。明日は朝から奴隷商の所に回ろう。少しでも売れる可能性を下げたいしね。だから寝ようか。」


「わっかりました~!」と元気よく答える。


「それじゃあ『ライト』の魔法を消すよー」


「待ってくださいです!一人で寝るのは怖いので一緒に寝てもいいですか?ちゃんとケイスさんの反対側を向いて寝ますです!」


 ん~~~と考えるがケイス自身が何もしなければ問題は起きないだろう。

 しかもうさ耳を目の前で見るチャンスである。


「ちゃんと早く寝るならいいよ。」


 と伝える。


「ありがとうございますですー!」


 といって枕をもってきてピョンと入ってくる。

 ちゃんと反対側を向いているので「おやすみ」と頭をナデナデする。

 そしてちゃっかり耳も触る。うへへーかわいい。

 そしたらプルプルしながら「おやすいなさいですぅ~」と言う。

 そのままナデナデしていると何やら足をもじもじしている。

 ヤベ、超かわいい。

 しかし運命の人がいると言っていたのでやりすぎは悪いな、と思い手を放す。


「ハゥ」


 と声が聞こえたが気にせず寝た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
良かったらポチリと投票をお願いします。 小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ