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そして危なげなくドラゴンをサクッと始末してルルが宝箱を開けたら何と以前よりは小さいが魔法石が出てきた。
「ケイスさーん!大金持ちですよー!大きいお家を買いましょう!」
ルルが魔法石を持って掲げながらピョンピョン跳ねている。
「サイズからして2~3万金貨はしそうじゃのぅ」
リルが冷静に分析してくれる。
「サ、サ、サ、サ、サ、3万金貨!」
相変わらずム〇クになるブリキッド。
「と、とりあえず収納にしまって入り口前に転移しよう」
ケイスは魔法石を受け取って収納にしまってから転移を出して戻る。
そして相変わらずの右がリルの膝枕、左がブリギットの膝枕、正面にクッションを置いてルルが寝転がりながら膝枕を堪能している。
「ケイスさん!大きいお家を買いましょう!100人の子供を作るからすっごく大きくないと駄目ですよー!」
そして以前聞いたことがあるルル作詞作曲の歌を歌いだした。
今回は温風魔法を使っていないので全て聞こえるがどうやら子供を100人作るための行為が歌詞になっており、単なる卑猥な歌だった。
「運っ命の人を~♪パクリと食べちゃうぞ~♪」
「ルルちゃんの夢はでっけぇなー!ケイス様と100人の子供かぁ、イヒヒ」
「バカな事を言うでない。ご主人様とルルの遺伝子を継いだ最強であり性欲満点の子供が100人もいたら100年後にはどこも敵わない王国が出来上がってしまうのじゃ。だから絶対にダメじゃ」
「ズンズンズン♪パコパコパコ♪」
「そ、それは確かにヤバいかも知れない!ルルちゃんを説得しないとケイス様の子孫たちの喧嘩で世界が滅んじまいそうだ・・・」
ブリキッドの一言でケイスも確かにヤバいかも知れないとゾっとした。
「うっしろから~♪まっえから~♪」
「ル、ルル、俺も一緒に子供は作りたいんだけど3人までにしないか?育てるのも大変だしさ!そんな大きなお家は掃除も大変だし、ごはんも大変だよ」
「えーー!50人くらいならまだいいのです!3人は少なすぎですよ!」
「ほ、ほら、ルルが妊娠すると俺とルルでエッチできなくなっちゃうじゃん?俺はそんなルルと出来ない期間があるとい、嫌だなぁ」
「大丈夫です!兎人族は妊娠中にも妊娠できるのですー!いっぱいできますよ!」
「兎人族こえー!」ガクブル
ブリキッドはカルチャーショックを受けているようだ。
「まさに狩られるだけの兎人族が全滅しない秘密を垣間見ているようじゃのぅ」
確かに兎人族が大量に奴隷にされていたり殺されているのをルルから聞いたがリルの一言で納得してしまう。
「ル、ルル、俺は身重なルルに負担をかけたくないからそんな事はしたくないなぁ。細くて健康的で明るいルルが大好きだからなぁ」
「んー!ケイスさんったらー!嬉しいですけどぉ。100人子供を作るためには妊娠中に妊娠しないと難しいですよぉ。妊娠しているとエッチしてくれないのは困りますねぇ」
「な!だから3人くらいがちょうどいいと思うんだよ!そうしようよ!」
「んー!我慢出来たらそれでもいいですよ!」
このエロ兎は絶対我慢できない・・・二日に一回の約束も全く守れなかったからな・・・。
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