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救済の英雄譚~ゆかいな乙女達~  作者: アビ
7章 大暴走を止めろ ~ムッツリ神官エリの狙い~
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 対ケルベロス模擬戦を終えて、皆で昼食を取り終わった後にケイスパーティはドラゴン祭りをするため、ローヌ商会からランク5ダンジョンの5階層ボス前に転移していた。

 ケイスはジャンヌがパワーアップしたので試してみたいこともあり、皆に了承を得るため話す。


「ジャンヌがパワーアップしたから試してみたいんだけど1戦目は俺が貰っちゃっていいかな?」


「あ!ジャンヌちゃんのパワーアップバージョン見てみたいです!」


「そういえばジャンヌは変幻自在と言っておったのぅ。見てみたいのじゃ」


「ただでさえ強いケイス様がこれ以上強くなるとか想像がつかないな!」


 パーティーメンバーからは了承をもらえたのでトリプルブーストをかけてボス部屋に突入する。

 相変わらずの30m級のドラゴンが鎮座している。

 ケイスの持っている能力を全力で試すために神闘法を使い、紫のスパークがケイスの周りに弾け始める。

 そしてドラゴンに向かって超高速で走りだしジャンヌに合図する。


『刃を目いっぱい伸ばせ相棒』


『承知した』


 ドラゴンの股下から尻尾の先まで刃が伸びて槍を上に振り抜いた!

 ドラゴンの頭の上まで槍の刃がすり抜けて刃がシューと元に戻る。

 そしてドラゴンの身体が股下から頭まで綺麗にズレて倒れる。


「うわ。すごいな相棒」


『当然の結果だ。今の我に斬れない物はあの悪魔位だ』


 3人が駆け寄って来てワーワー言い出す。


「ジャンヌちゃんすごいですー!ケイスさんとジャンヌちゃんがいたら敵無しですー!」


「あの巨体が真っ二つとは・・・ご主人様はどこまで強くなるのかのぅ。ずっと傍でみたいのじゃ」


「ケイス様!かっけぇぇぇぇぇ!ドラゴンが真っ二つって凄すぎだろ!」


 流石にこの結果はケイスも予想以上だったので驚いたが更に驚く言葉が返ってきた。


『相棒よ、我はまだ完成形じゃない。時間がある時に残りの2つのパーツも探して欲しい。場所は身体の一部なのでわかっている』


「えええええええええええええ!マジで?」


 急に大声を出したケイスにびっくりした3人はどうしたの?と聞いてくる。


「あ、ごめん。ジャンヌがまだ完成形じゃないって言うから驚いちゃってさ」


 啞然としてしまう3人だが当然である。


「と、とりあえず宝箱を開けて外でに出ようか」


 パカっとケイスが宝箱を開けるとそこには神のしずくがあった。


「おおー!これはこれであっても困らないな」


 転移をして5階層のボス部屋前に戻るケイスパーティ。


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