125 *ちょっとエッチな回 苦手な方は回避推奨
作戦会議が終わった時には既に夕方になっており、夕食を皆で取りながら勇者パーティーにあげた装備の効果などを説明した。
カイ以外の勇者パーティは興奮しながら聞いており、飽き男君が特にうるさかった。
「ケイスさんに頂いたこの剣で絶対に必殺技を作ってみせます!」
「そ、そうか。頑張れよ。必殺技に囚われ過ぎて他を疎かにしない様にな」
キャロちゃんが羨ましそうにエリさんの前に置いてある指輪を見て言う。
「いいなーエリさん!ケイス様に指輪を頂けるなんて羨ましいですわ!」
キャロちゃんが爆弾を落としたが意外にもエリさん「ふふふ」と笑顔でニコニコしているだけで特に問題はなかった。
嵐の前の静けさでなければいいが・・・。
そして食事と風呂が終わった後、ケイスの部屋にはリルとブリキッドがいた。
昨日で既に3人プレイをした後なのでケイスが率先して言う。
「それじゃあとりあえずベッドに行こうか」
「わかったのじゃ。愛しのご主人様」
「わわわわかった!」
とりあえず3人で川の字で寝転がり、ケイスはブリキッドに言う。
「じゃあリルと先にするからブリキッドは待っていてね」
「だ、大丈夫。ま、待ってる」
本当は目を瞑っていて欲しいけどブリキッドはルルみたいに暴走しないだろうと思う。
「愛しているよ、リル」
「愛しているのじゃ、ご主人様」
そしてリルはいつも通り両手で輪を作りながら両耳を手で押さえて目を閉じる。
ブリキッドはそれを見て恐怖を感じた。
え!ババァ何それ!超かわいすぎるだろ!超美人の癖に急に可愛くなるのは反則だろ!
そしてケイスはリルにキスをして離れてリルの下半身に向かうのをブリキッドは見て。
え!も、もう入れちまうのか!?こ、これがババァの言ってたケイス様を好きすぎて超敏感が原因って奴か!ババァはそこまでケイス様を愛しているのか!?ア、アタイは・・・
どんどん自信を失っていくブリギット。
そしてリルにケイスが入る。
「ご、ご主人様、果てる前に幸せを噛みしめたいのじゃ。止まって欲しいのじゃぁ」
ケイスとリルは抱き合いながら愛を囁き合っているのをブリギットは見て更に衝撃を受ける。
うううう!ババァ乙女すぎるだろ!可愛すぎてアタイでも惚れちまいそうだ!
ブリギットは自信を完全に喪失して両手で顔を覆っているが指の隙間からは見てしまう。
いつも通りケイスとリルは愛を5分ほど囁き合った後にリルが言う。
「ご、ご主人様。う、動いてもらって大丈夫じゃ」
「いくぞ、頑張れリル」
ケイスは抱きしめていたリルから離れるとリルはいつも通り眉をハの字にして歯を食いしばり、お祈りポーズを取るのをブリギットは見て。
もう無理だー!アタイにあんな可愛い事はできねー!全てにおいて劣っているアタイはケイス様にいつか捨てられちまうんだ・・・。
元々少ない自信が木端微塵にされたブリギットは見ていられなくなり跪き頭を垂れてしまう。
そしてリルは何と2コツンまで頑張った!もちろん最後は。
「ひぎぃーーーーーー!」
という声を出しながら激しく痙攣して果てた。
「リル、少しずつ増えているな。頑張ったね」
リルのおでこにキスをするケイス。
「ブリギット、待たせてごめんね」
ケイスがブリギットの方に向くと跪き頭を垂れてOrz状態になっているブリギットがいた。
「ブ、ブリキッド?どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
「ケ、ケイス様にアタイなんかが釣り合わないよ・・・ルルちゃんは元気で可愛いし、ババァは超美人の癖にケイス様の前では超可愛いし・・・アタイにはあんなの・・・」
元々自信が無い事を知っていたので自信を喪失しすぎて泣き始めるブリキッドをケイスは見て、言葉だけじゃなく態度で見せないとダメだろうと思い、ブリギットを押し倒した。
「ケ、ケイス様?」
「ブリギットにはブリキッドの素敵な所があるのを俺は知っている。普段は豪快でも可愛い所があったり、逆に俺なんかには勿体ない女だと思っているよ」
「ケ、ケイス様・・・本当・・か?」
「ああ、誓ってもいい」
ブリギットがまた人差し指でちょんちょんしながら膝と腿をくっつけて足を内股にして開いているのが見えてしまい、可愛いし面白すぎて吹き出しそうになるのを必死にこらえる。
「ケ、ケイス様!お、お願いがあるんだ!今日、抱いてもらっている間・・・可愛いとか・・・愛しているとか・・・いっぱい言って欲しいです・・・お願い・・・します」
物凄くしおらしくなりすぎるブリキッド。
可愛すぎるだろお前!
「任せろ。本心から言えるからいくらでも喜んで言うぞ」
そして抱いている最中は耳元で囁く様に言う度、徐々に痙攣が激しくなるブリキッド。
どうやら気分がどん底から上がって行くため、上り幅が大きなり快感がより強くなるようだ。
最後は物凄く高揚しながら果てたブリギットを見てケイスは独り言を呟いてしまう。
「二人でするのはもう許して貰えない様な気がしてきた・・・参ったな・・・」
ため息を吐きながら眠りにつくケイスであった。
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