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第40話 クリスマスイブ まーさん、ユウナ編

まーさんは部屋でぼーっとしていた。


窓から外を見ると雪が降り始めていた。


ユウナに部屋で待ってろと言われた。


大分時間がかかっているが何をしているのか気になってきた。


それよりもなぜこんなに待たなくてはいけないのか不満も募り始めた時扉が開きユウナがミニスカサンタのコスプレで入ってくる。


「あの……どう?」


「何が?」


「格好よ……」


「いいんじゃない?」


「……もういいわ。 それよりもケーキ焼いてたの」


「ふーん」


「はい、これ……食べてみて」


「うん」


まーさんはフォークを受け取るとひと口食べてみる。


「お、ウマいな」


「ホント!?」


ユウナはまーさんに抱きつく。


「あぁ、ホントだから……てか一緒に食わないのか?」


「……食べさせて」


「はい?」


「食べさせて!!」


「……わかったよ」


フォークでひと口分とるとユウナの口元に持っていく。


ユウナは少し顔を動かしてケーキを食べる。


「うん、おいしくできた。 あと食べていいよ」


「いらないのか?」


「うん、太るから。 食べて」


「わかった」


まーさんが食べている間中ユウナはひっついており、食べ終わるとユウナは離れた。


「ところでその格好どうしたんだ?」


「これはね……何でもない……」


「まぁいいけどさ。 それよりこれからどうする? 特に何も予定ないだろ?」


「でも今日は家から出ないよ!! 2人っきりで過ごすの。 両親もいないしさ」


「まぁ、それでいいけどさ。 で、何するんだ?」


「うーん、クリスマスソングのテレビ観ながらイチャつく」


「え!? マジで!?」


「いいでしょ? 私の言うこと聞けないの? お姉さんだよ?」


「それを言うか?」


「うー。 真連のイジワル」


ユウナは泣き真似をする。



「わかったよ、それで良いよ」


まーさんは折れてユウナに付き合う事にした。


テレビをつけると昔からのクリスマスソングが流れてきた。


「ねぇ、初めての出会い覚えてる?」


「あー、覚えてない」


「嘘ね。 覚えてるでしょ? てか覚えてて欲しいな」


「確か中学生の時だっけ?」


「うん、私がお母さんと待ち合わせしててさ。 そのあとお義父さんと真連に会いに行く予定だったんだよね」


「そうだったか?」


「そうよ、それで私が男の人に絡まれてる時助けてくれたもんね。 なのに何も言わないでどっか行っちゃうからさ」


「いや、名乗る必要ないだろ?」


「あるよ!! だって女の子は普通惚れるよ?」


「惚れたのか?」


「私は違うけどみんなは惚れるの!!」


「ふーん、じゃあべつにそこまで覚えてなくてもよくないか?」


「……イジワル」


「あのな……本音が聞きたいんだよ」


「言えるわけないでしょ? この格好だけで察してよ、鈍感なのはいいけど私の事だけはわかって欲しいの……」


するとまーさんは何も言わずに頭を撫でる。


「……ずるいよ、真連」


ユウナは真っ赤な顔を隠しながら呟いた。








イチャイチャしやがって!!


へー、2人は中学で出会ったのね!!


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