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第39話 クリスマスイブ つーさん、カレン編

つーさんはカレンのライブを観に来ていた。


クリスマスイブに仕事があるのはアイドルには仕方のない事だった。


カレンの事はもちろん応援していたが雪菜さんが少し気になった。


明るく振舞っているのは流石にプロだった。


ライブが大盛況で終わりアンコールを歌い終わるとここでカレン……いや、雅が1人前に出る。


「みなさんにご報告があります」


「なんだ????」


「ソロデビューか!?」


「解散しちゃうのか!?」


「えっと、私は来年結婚します!!」


「「「「「えぇぇぇぇぇーーーーー」」」」」


「彼は今日もライブを観に来てくれています!!」


「なんだって!!!!」


「誰だ!?」


「くそブスだったら代わってやるよ!!」


「彼です!!」


スポットライトがつーさんに当てられる。


「うん、まぁカッコイイから仕方ないよな」


「負けたよ。 完敗だ……」


「俺は生まれ変わろう。 今そう決めた」


などと声が聞こえてくる。


しかし肝心のつーさんはカレンの事を不安そうに見ていた。


「上がってきてください」


雪菜さんはそう言いながらつーさんをステージに導く。


「彼が私の大好きなダーリンです」


「あー、よろしく」


つーさんはステージの上で少し恥ずかしそうに手を上げてみせる。


「馴れ初めは!!」


「北さんか!? 北さんの仕業か!?」


「あいつイケメン見つけるとすぐ前の席に置くからな!!」


「しばこうぜ!!」


などと罵声に変わる。


「待って!! 彼は悪くないの、悪いのはダーリンに恋した私なの……みんなに黙ってるのは良くないと思って……受け入れられないと思うから引退をしようと……」


「それはないぜ!!」


「結婚してもアイドルでいてくれよーーーー!!!!」


「うぉーーーー!!!!」


「不倫おっけーだぜーーーー!!!!」


「よくねーよ!! ていうか俺の許可なく触れるなよ!! 俺のカレンだ!!」


「うぉーー愛だぜ!! 愛し合ってるぜ!!」


「最高のクリスマスプレゼントだな!! この色男!!!!」


「俺は伝説の瞬間を生きてるんだーーーー!!!!」


収集がつかなくなり始めたのでステージの幕が閉められるとすぐに控え室に連れられていった。


「おめでとう」


雪菜さんが代表して言ってくれた。


「ありがとう、雪菜さんも幸せになってくださいね」


「うん……もう少ししたら幸せになるよ」


雪菜さんの笑顔はとても素敵だった。


「雪菜ちゃんに惚れたらだめよ?」


「大丈夫、まだ理性が働いてるから」


と言いつつも右手が雪菜さんに伸びていく。


カレンは右手を払うとつーさんを睨みつける。


「冗談だよ」


つーさんは誤魔化して雪菜さんから少し離れた。


「それで式は挙げるの?」


「うん、みんなにも是非きてほしいな」


「もちろんよ」


「ありがと……私友達あんまりいないけどダーリンに出会ってから沢山の人と友達になれた。 だから凄く幸せだよ」


「おい、照れるだろ? それにツンデレはどうした?」


「もう飽きたもん。 今まで通りデレデレになるーーーー!!!!」


カレンはつーさんに飛び付くとつーさんは力一杯抱きしめる。


「大好きだよ」


「俺が幸せにしてやるよ」



みんなに見送られ外に出ると雪が降り始めていた。


「明日もライブか?」


「うん、でも明日はダーリンの為だけに歌うわね」


2人は幸せそうに車で帰って行った。










次はまーさんとユウナか!!


そうね、2人はどんなクリスマスイブを過ごすのかしら?


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