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五話 狙われた青い髪の少女

 レウリニア王国の領土の大半は草原地帯だ。

特に領土の西側は、その特徴が強く反映された一帯である。

起伏の無い平野で見晴らしがよく、短い草の緑で覆われている。

町や村の間には、薄茶色の地面の長く続く道があり、一定の間隔で道が続いている先を示す看板が立てられている。

国の事業として道路が設けられているのだ。

道路を作ることは、国として高水準であることの条件の一つであり、レウリニア王国が並み以上の国であることを表している。

トップニウスとペジ村の間にも一本の道路が存在している。

ペジ村とは、トップニウスから北東方向にある村のこと。

トップニウスを出たイアン達の次なる目的地でもある。




 ――ペジ村。


レウリニア王国内に点在する村の一つ。

草原の真ん中にあり、主に農業と畜産業を生業とした豊かな村である。

このような特徴は、国内にある村の中でも珍しくはない。

草原地帯にある村は他にもあり、大半が農業と畜産業を営んでいるからだ。

そのことを踏まえて、この村の特徴といえば、その位置である。

南西にはトップニウス、北にはレイルポリスがあり、ペジ村はこの二つの町に挟まれた位置にあるのだ。

そのため、トップニウスとレイルポリスを行き来する者にとっての休憩場所としての役割を持っている。

ペジ村には、旅人に向けた事業として、武器や道具を取り扱う商店、たびの疲れを癒す宿屋も営んでいた。

人口や人の往来の多い町に比べてると劣るものの、他の村には見られない特徴である。

空の赤色が黒く染まり始めた頃、イアンとイライザの二人は、この村の宿屋の一室にあった。


「部屋は一つでも良かったよね? 」


「……オレが口出しできることではないと思う。あと、決めてから言うものではないとも思う」


今二人は、横に並んだ二つのベッドがある部屋にいる。

この一つの部屋で、二人は泊ることとなったのだ。

女性と男性が一つの部屋で泊っていいものか。

イアンは、そう思ったものの、イライザが良しとしたため考えるのをやめたのであった。


「寝る前に確認したいことがある」


「うん。ちょっと待ってね」


彼らがいる部屋には、丸いテーブルがある。

イライザは、その上に折りたたまれていた一枚の紙を拡げた。

その紙は、レウリニア王国内の地図であった。

ちなみに、この村の商店で買ったものである。


「私が目指しているアニンバはここだよ」


イライザが地図に指を差す。

彼女が指を差した位置は、地図上の上部であり端である。

つまり、アニンバ村は、領土の北の国境に近い位置であった。


「……遠いな」


イアンが心なしかげんなりとした声を出す。

アニンバに対して、彼らがいるペジ村は、南に位置している。

国の南の端から北の端へ行くことになるのだ。

地図上でも、いくつもの町や村を通るような長い道のりを確認でき、イアンは途方もない気持ちになっていた。


「一応聞くが何日かかる予定だろうか? 」


「うーんとねぇ、このまま北へ真っ直ぐ行く予定だから……だいたい六、七日くらいじゃない? 順調に行ってだけど」


「そうか? 」


「うん、大丈夫でしょ。イアンさんは、心配してたけどさ。ここに来るまで、魔物に遭わなかったでしょ? 順調順調」


道路とは、迷うことなく安全に町や村を行き来できる道という役割を持つ。

そのため、王国の騎士や依頼を受けた冒険者が見回りを行い、魔物や盗賊といった危険を排除する取り組みがされている。

例外はあるのだろうが、この国の道路付近では、魔物や盗賊と遭遇することは滅多にないことだ。


「……むう。消極的に考えても、仕方がないか」


「うんうん。固くならず、気を抜いて行こう」


イライザは、いつもの力の抜けた表情で、明るい調子である。

その様子から、言葉の通り気を抜いているのだろう。


(護衛のオレは気が抜けないけどな)


イアンは、彼女のような気分にはなれなかった。


「それで? 確認したいことって? 」


「今聞いた。アニンバの位置を知っておきたかったのだ」


「そう。じゃあ、今日はもう寝よっかー」


イライザはそう言うとベッドの上に飛び乗った。

そして、ベッドの上に着地した姿勢のまま、彼女は動かなくなる。

声も発することもなく、部屋の中は静かになった。

彼女はもうすでに寝ているのだ。


「……変な寝方だな」


イライザの寝る姿勢を見て、イアンが言った。

寝ている彼女は腕と足を折り畳み、丸くなっていた。

まるで、猫のような寝る姿勢である。

その後、イアンも彼女が寝る隣のベッドの上に乗った。


「……いや、寝にくいだろう」


イライザと同じ姿勢をしてみるも、彼にとっては苦しく、とても休めるような姿勢ではなかった。

よって、イアンは丸くなった姿勢から体を伸ばし、いつもの自分が寝る姿勢になるのだった。

イライザという少女は、彼にとって未だに謎の人物である。

この日の就寝間際、イアンは彼女の奇妙な寝相を目撃し、さらに謎が深まったのだった。







 イアンとイライザ、ペジ村へと辿り着いた二人の次なる目的地は、レイルポリス。

この村から北方向、歩いて半日の距離にある町である。

その移動時間を考慮し、ペジ村の宿屋に泊った翌日のこの日の朝、二人は出発することになった。


「おはようございます! 一晩お世話になりました! 」


宿屋に出る前、イライザは宿屋の店主に挨拶をした。

元気な声を出す様子から、ちゃんと眠れたようである。


「……あいよ。行儀がいいな、お嬢ちゃんは」


カウンターに立つ宿屋の店主は、戸惑い気味に挨拶を返していた。

この宿屋では、先に料金を払ってから泊る部屋の鍵を渡す仕組みになっている。

宿屋の利用が終わった後は、鍵を返すだけだ。

その時、お礼や挨拶をされることが滅多にない。

よって、店主は戸惑っていたのだ。


「しまった。挨拶するものだったか」


イアンは、宿屋の出入り口の扉の前で立っていた。

そこで、自分が店主に挨拶をしなかったことを気にしてるのだった。


「さて……なんだったかなぁ? 」


挨拶をし終わった後、イライザがそこから動くことはなかった。

その代わり、腕を組んで俯く姿勢を取る。

何事かを考えている或いは、思い出そうとしている仕草であった。


「な、なんだ? 」


店主のイライザに対する戸惑いは終わらない。

一体何を考える必要があるのか。

誰もが知る由のないことであるが、すぐに答えは出る。


「ああ、そうだ。斧と泉」


イライザは、「斧と泉」という言葉を思い出そうとしていたのだ。


「……? あ……ああ、そういうことか! 少々、お待ちを」


その言葉を聞いた店主は、カウンターの下に手を伸ばすと、そこから一枚の折りたたまれた紙を取り出す。


「ありがとうございます。えーなになに……」


紙を受け取ったイライザは、それを開いて読み始めた。

どうやら、手紙のようであった。

それから、ほどなくした後――


「えーっ! 面倒くさー」


彼女は叫びながら、紙を折りたたんだ。

そして、店主に頭を下げた後、イアンと共に宿屋を後にする。


「何かあったのか」


宿屋を出た直後、イアンが聞いた。

手紙を読んでから、イライザはいつもとは違う表情をしていた。

力に抜けたような表情から笑みが無い。

彼女にしては、真面目或いは神妙な顔つきである。

叫んだことといい、その顔を見たイアンは、何があったのかと聞かずにはいられなかった。


「予定変更だよ」


開いた彼女の口からは、淡々と言葉が発せられた。

イライザにとって、予期せぬことが起こった。

それが手紙によって知らされたことをイアンは察した。


「はあ……いや、大したもんだよ。これを予期していたんだからねぇ」


イライザは、ため息をついた後、そう呟いた。

この時、彼女の声音は明るく、表情もいつもの力の抜けたようなものとなっていた。


「何とかなりそうなようで何よりだ。それで、予定変更とは? 」


「それはねー……後で話そうか」


今、二人は宿屋の前で向かい合って話していた。

イライザに指を差されたイアンは、不思議に思いつつも振り返ってみる。

すると、自分達の方へとやってくる男の姿を発見した。

皮製の胸当てや籠手の軽装の防具と腰に下げた剣。

服装は、白いシャツに長いズボンといったありふれたもの。


「冒険者……」


やってくる男は外見から冒険者であると推測できた。

しかし、あくまで推測であり、冒険者でるかは定かではない。


「うーん、気のせいかな? 」


「……分からん。だが、そうだと踏んだ方がいいだろう」


冒険者風の男は、二人の元へと真っ直ぐ向かってきている。

宿屋に用があるのか、二人の後方へと向かっているのか。

そのどちらかは明確ではない。

それでも、自分達に用があると考えて動くべき。

イアンは、イライザへそう言ったのだ。


「なら、このまま村を出よっか」


「いいのか? もしもの場合、危険だぞ」


「大丈夫。そのためのイアンさんだ」


「……任された」


二人は何事もないかのように平然と歩き出した。

そのまま、冒険者風の男を気にすることなく村を出る。

その方向は北。

二人は、レイルポリスへと続く道路を少し進んだところで足を止めた。

そして、くるりと体の向きを反転されば、道路を歩いている男がいた。


「う……」


驚いたのか男は呻き声を漏らしつつ、足を止めた。

その男は、ペジ村で目撃した冒険者風の男であった。

ここまで二人を追ってきたのである。


「何か用ですか? 無いのなら、お先にどうぞ」


イライザが道路の横へ移動する。

言葉通り、冒険者風の男に道を譲ったのだ。


「俺が用があるのは……お、お前だああああ!! 」


冒険者風の男は、腰の鞘から剣を右手で抜き、走り出した。

その行為は、イアン達に対しての敵対行為である。


「冒険者ではないのか? 」


冒険者が理由なく、人を襲うことはあり得ないこと。

何故なら、冒険者全体の地位を貶める行為となるからだ。

加えて、冒険者の資格剥奪や討伐対象となる可能性が高く、非常に重い罪でもある。

このような重要なことを知らない冒険者はいない。

故に、イアンは冒険者ではないことを疑ったのだ。


「ははぁ、狙いはイアンさんか」


イライザが落ち着いた声で言った。

走る冒険者風の男の進行方向は前方、曲がることなく一直線である。

その先に、イアンが立っているのだ。


「まだ、そうとも限らん。後ろへ下がっておけよ」


「はーい」


イアンの指示に従い、イライザは後方へと移動する。

この時、イアンは左手を腰の後ろへと伸ばしていた。


「うああああ! 」


走っていた冒険者風の男がイアンの目の前で剣を振り下ろした。

銀色に光る刃がイアンの頭上へ来た瞬間、激しい金属音が鳴り響く。


「うっ!? 」


冒険者風の男の目が驚愕で見開かれる。

彼は剣を手にした腕を縦に振り下ろしたつもりであった。

今、その腕は彼の前方ではなく真横にある。

不可解なことだ。

しかし、冒険者風の男は何が起こったかを理解していた。

彼の目に映るのは、目の前のイアンである。

そのイアンは今、冒険者風の男を鏡に映したかのような姿勢であった。

斧を手にした腕を自分の真横に伸ばしているのである。

あの瞬間鳴り響いた金属音の正体は、斧と剣がぶつかった時のもの。

イアンの振るった斧に、冒険者風の男の剣は弾かれたのだ。


「ぐっ! 」


冒険者風の男は足に力を入れ、後ろへ倒れそうなところを持ちこたえる。

一度、攻撃を防がれた程度では諦めない。

そういった気概で、再び攻撃を仕掛けるつもりなのだろう。


「うぶっ!? 」


しかし、その思いとは異なった結果となった。

イアンの突き出した右の拳が冒険者風の男の顔面に命中したのだ。

顔に強い衝撃と激痛を受け、彼は手にしていた武器を手放し、仰向けに倒れたのだった。


「これで、やっと話ができるな」


イアンは、左手に持っていた斧を腰の後ろへ戻した。

彼の腰の後ろには、筒状の二つのホルスターがハの字の形で横に並んでおり、今、そのどちらにも斧が収められた。

彼の扱う武器は斧。

正確には、戦斧というものだ。

木製の細長い柄に、弧を描くように広がった刃が片方に付いたもの。

片手でも扱えられる大きさで、斧の上部となる(くさび)から柄の先までがおよそ四十センチほど。

トップニウスの武器屋で購入したものであった。

そして、それを収めるホルスターは、元々は金づちを収めるためのもので、工具屋で買ったものであった。


「ふーん、本当に斧で戦うんだ」


イライザは、後方でイアンが戦う様を見ていた。

武器としてメジャーである剣に比べて、斧はマイナーな部類である。

よって、冒険者でもなく戦いに詳しくもないイライザにとっては、疑わしいことであった。

斧は重い道具という認識もあり、イアンには似合わない武器だとも思っていた。

しかし、斧を使った戦闘を目の当たりにした今――


「可愛い見た目のくせに、パワフル……いいね、とっても」


これまでの考えは覆っていた。

斧で戦うからこそ、イアン・ソマフである。

そう思えるほど、彼が斧を手にして戦う様は、彼女にとって印象的であったのだ。






 「さて、なんで襲ってきたか。教えてくれるかな」


イライザが冒険者風の男に訊ねた。

彼は今、地面に座らせた状態だ。

その首には、彼の剣がイアンによって突き付けられている。


「わ、分かった、話す。だから……虫のいい話だが命だけは…」


言うことを聞かなければ命は無い。

このような状況で、口を閉じたままではいられない。

冒険者風の男は、そう思ったのであった。


「い、依頼だったんだ。内容は青い髪の少女の生け捕り……それか始末というもの。怪しいが報酬は大金で……依頼を受けた俺は、あんたを襲った」


「青い髪の少女……オレは少女じゃないのだがな」


自分は男であるため、その条件に当てはまらない。

そう口に出しかけたイアンだが、話が脱線すると思い喉の奥へと飲み込むのだった。


「へぇー変な依頼だなー。そんな依頼、冒険者ギルドが認めるわけがない」


彼の話した依頼内容は、殺しの依頼である。

そのような依頼は、どの冒険者ギルドでも取り扱ってはいない。


「非公式、それも犯罪だよ。どこのどいつがそんな依頼を? 」


つまり、冒険者ギルド以外の場所、組織からの依頼となる。


「……分からない」


「うーん、イアンさん」


「ひっ!? ほ、本当に分からないんだ! 顔も名前も出さない連中なんだ! 信じてくれ! 」


イライザの言葉を受け、イアンは手に持った剣の切っ先を冒険者風の男の喉に近づける。

その脅しに冒険者風の男は、必死な形相で答えたのだった。


「んー本当に知らなっぽいなぁ。じゃあ、他に依頼を受けた人は? 」


「いるはずだ。しかも、大勢…だ。俺みたいに金に困っているやつが……冒険者達が」


「冒険者達って……ここのギルドや他の冒険者達は何をしているんだか」


大勢の冒険者が犯罪に加担する依頼を受けている。

これは冒険者達を管理する立場の冒険者ギルドにとって、異常事態である。

小規模ならともかくとして、大勢の冒険者が加担している大々的に行われている状況で、野放しにされていることはあり得ないことだ。


(……おおっと? もしかして、理由があって何もできなかったり、むしろ……? そ、そういうこと? )


イライザは、考えうる最悪の可能性を思いつてしまうが――


(うえぇ……いやー流石に無いでしょー無い無い。きっと、気づいてないだけだよ)


眩暈を起こしそうなほど嫌な気分となったため、一旦忘れることにした。


「なるほどねーこりゃ予定が狂うわけだ。イアンさん、もういいよ」


「ああ」


イアンは、持っていた剣を地面に投げ捨てた。

命の危機が去ったことで、冒険者風の男は安堵して項垂れる。

そんな彼の目の前に、いくつかの硬貨が落とされた。

それらはイライザが落としたものである。


「こ、これは……? 」


「依頼の報酬。私達はこれからレイルポリスに行く。それをあなたと同じ違法冒険者達に広めてちょうだい。全部拾って、さっさと行って」


「わ……分かりました! 必ず依頼をこなして……」


「じゃあ、行くよイアンさん」


冒険者風の男の話を聞くことなく、イライザは歩き出す。

レイルポリスでもペジ村の方でもない。

道路から外れた南東方向へと向かっていた。


「いいのか? あのような……投げっぱなしで」


歩く彼女の隣へと追いつくと、イアンはそう訊ねた。


「言うことを聞いても聞かなくても、どっちでもいいよ。別で対策はするつもりだからね」


「そうか」


「それよりも、青い髪の少女……ねぇ。予想以上だねぇ、参った」


「なにがだ? 」


「いや、別に」


「そうか」


何が予想以上で参ったのか。

それが気になるものの、どうせ教えてくれないだろう。

そう思い、もう気にしないことにしたイアンであった。


「それよりこれからどうする? 予定変更と言ったが」


「うーん、できることなら……やっぱ、やめておこう。このまま、一気にいっちゃおう」


ブツブツと呟いた後、イライザは――


「次はナウブールの町に行くよ。ここから遠いし、アニンバまでの旅もながーくなったから、よろしくね」


と、いつもの表情で答えたのだった。


(やはりか)


ナウブールという町に行く以外は、イアンの予想通りである。

何故なら、予定変更がアニンバまでの道のりを変えるという意味であると思っていたからだ。


(ううむ、やはりこうなるのか。毎度のことのような気がするが……)


襲い掛かる冒険者と裏で手を引く者、大幅な道のりの変更。

これらの予定外な出来事に、イアンはげんなりとした気分を味わうのだった。

今回の依頼或いは長旅の真の形相が少しずつ顕わになってきた。

そう思わずにはいられなかったからだ。




2019年4月13日 誤字修正

「今聞いた。アニンバの位置を知りって起きたかったのだ」 → 「今聞いた。アニンバの位置を知っておきたかったのだ」

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