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1ゴリラ

 ここは神聖ゴリラ王国。大陸全土を支配する大国であり、そこでは長い間、ゴリラ達が平和に暮らしていた。

 ところがある時、大陸の南に浮かぶ「魔の島」を支配する魔王ゴリラが、配下の魔物ゴリラ達と共に王国に宣戦布告した。

 魔王軍の苛烈な攻撃により、神聖ゴリラ王国は国土の半分を失陥。このまま成す術もなく、魔王ゴリラの手に落ちようとしていた時である。


「おお、よくぞ参った、勇者ゴリよ!そなたが訪れるのを待っていたぞ!」


 玉座に座る国王、グレゴリラウス七世が高らかに声を上げる。彼の前には神々しい輝きを放つ武具に身を包んだ、屈強なゴリラが立っていた。しかもバナナを食している。

 そのゴリラこそ、かつて魔王ゴリラを封印した勇者ゴリラの末裔であり、当代の勇者ゴリラである事は疑いようのない事実だ。


「遺憾ながら我が王国は戦力の大半を失い、残った領土を守るのが精一杯。こちらから魔王軍を攻める事など到底無理な状況じゃ。こうなっては最早、お主こそが最後の希望。どうかお主の力で、魔王を倒してもらいたい。引き受けてくれるな?」

「ウホ」


 勇者ゴリは、国王の頼みに快く頷いてみせた。


「おお!そう言ってくれるか。では少ないが軍資金を授けるゆえ、これで旅支度を整えるがよい」


 そう言って国王ゴリラは、勇者ゴリにずっしりと重い袋を渡した。

 中には120GG相当の金貨が入っていた。ちなみにGGとはゴリラゴールドの略であり、この世界の通貨単位だ。

 GG金貨の見た目は500円玉よりも一回り大きい金貨であり、表面にはゴリラの絵が、裏面にはバナナの絵が彫られている。


 国王ゴリラから軍資金を受け取った勇者ゴリは、兵士ゴリラ達に見送られて城下町へと向かった。


「いらっしゃい。ここは道具屋だよ」

「ウホ」

「それなら合計で100GGだが、いいかね?」

「ウホ」

「お買い上げありがとう。また来てくれよ」


 勇者ゴリは道具屋で、やくバナナ10個と毒消しバナナ2個を購入すると、町の外へと旅立つのだった。

 その道中で市民ゴリラが「武器や防具は装備しないと意味が無いぞ」などと、当たり前の事をドヤ顔で言ってきたが、華麗にスルーした。


 町から一歩外に踏み出せば、そこは魔物が出没する危険なフィールドだ。

 町周辺の草原を歩く勇者ゴリの前に、魔物が飛び出した。

 それはゴリラ面に貧相で小さな体躯のアンバランスで醜悪な魔物、ゴリブリンだ。粗末な布を身につけ、手には棍棒を持っている。


「ウホホ、ウホウホ」


 勇者ゴリが勇ましくドラミングをしながらゴリブリンを挑発すると、顔を真っ赤にしたゴリブリンは棍棒を振りかざして襲い掛かってきた。


「ウホ!」


 だがしかし、勇者ゴリは棍棒による攻撃をものともせず、ゴリブリンが持つ棍棒を右手で握ると、ゴリラ握力(約500kg)で簡単に握りつぶしてしまった。

 頼みの綱の棍棒があっけなく破壊された事でゴリブリンは戦意喪失し、逃げようとするが、それを許す勇者ゴリではなかった。


「ウホ!」

「あべし!」


 勇者ゴリのゴリラ・ハリテチョップが炸裂し、ゴリブリンの顔面を破壊した。


「ウホ!」

「うわらば!」


 勇者ゴリのゴリラ・殺人ローキックが炸裂し、ゴリブリンの両脚をまとめて破壊した。


「ウホ!」

「ひでぶっ!」


 勇者ゴリのゴリラ・高速ウンコ投げが炸裂し、ゴリブリンの嗅覚と尊厳を破壊した。


 勇者ゴリはゴリブリンを倒した。1の経験値と2GGを入手した。


「ウホウホ」


 呆気なく死んだ雑魚ゴリブリンの死体に向かって罵倒する言葉を吐き捨て、勇者ゴリは先を急ぐのだった。

何で俺はゴリラだらけの駄文をファンタジーっぽくクソ真面目に書いてるのだろう(哲学)。

気が向いたら続く。

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