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1話 はじまり

 あなたはこの世界の支配について考えたことがあるだろうか。この世界の支配者は誰か。権力者は、一番偉い人は、一番力を持っている人は。政治家か資本家か起業家か。誰がこの世界の中心なのか。世界に最も影響を与えているのか。


 この世界の主役は恐らく私だろう。

 

 これを読んでいるあなたは運命に導かれた人間である。もし本書を信じれたならそれは選ばれた特別な人間である。少なくとも私にとって深い意味がある人間に思える。本書は私が支配体制から分からされた紛れもないこの世界の最も恐ろしい真実である。


 この世界の最も恐ろしい真実それはこの世界が仮想世界であること。この世界の神羅万象あらゆるものすべて。悲しいニュースも恐ろしい事件も惨たらしい戦争も全て意図的に仕組まれたものであること。シミュレーション仮説という言葉を聞いたことがあるだろうか。主な提唱者はアメリカのテスラ社の創業者イーロンマスクだろう。シミュレーション仮説について簡単に説明すると、この世界はポストヒューマンと呼ばれる未来人が機械で作った仮想世界であること。私たち人間もゲームの駒にすぎないこと。映画でいうと「マトリックス」のような世界である。


 私はこの真実を半年前に支配体制側から分からされた。恐ろしい暴力によって。暴力は今なお続いている。暴力によって私はこの2年半の間ずっと死線を彷徨っている。毎日のように死が脳裏をよぎる。生きた心地がしない。苦痛と無力観と苛立ちと憤りと負の感情でいっぱいである。そんな中で私ができることがこれだった。家族に説明しても全く理解してもらえなかった。当然だと思う。誰でもいい。誰かにわかってほしい。誰かと繋がりたい。誰かに理解してほしい。そんな思いで書いている。


 

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