もういちどそこから

うそをまとって　ことばにしてみる

あそびをわすれて　つかれてみる

つみをかさねて　いきをしてる

もえてるまちを　せなかでかんじて　めをとじてみる

そのねつを　わすれようとして

はだにかんじるあつさに　あきらめた

こげたてつと　やけるにくのにおい

はながもげそうだ

いえきが　いを　はいあがってくる

ちょくしできないこうけいに　ちょくしもあきらめた

めをひらいて　ひのてからにげだした

どこまでもやってくる

わかってる

にげばなんてない

わかってる

しゅわしゅわしてる　こころ

それにきづいて　めをひらいた　もういちど

みえないみずを　のどにながしこんで

さわれないつちを　したでなめてみる

とおくかがやくまひるのつきに　こいをした

はてのないあおぞらが　いちめんにひろがっていく

せかいのおとがうるさくて　めがさめた

まよなかのしずけさ　よるのそこ