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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

いじめ

作者: 成尾美樹子

いじめ






また1人の


尊い命が失われた




原因はいじめ


TVは報道する




なぜ死んだのか


なぜ相談しないのか


死ぬ勇気があれば


生きてゆけるのに


無責任な


ゲストコメンテーター


彼らのような人間が


いじめ社会の推進者となる




いじめられる子にも責任があるが


と前置きをしながら


いじめっ子を怒る先生や


私達は最大限の努力をしました


といいきる校長達


いじめっ子達は


自分の犯した罪の重さを


決して気づくことはない




赤信号みんなで渡ればこわくない


そんな皮肉が


ぴたりとあてはまる社会の中


いじめっ子が10人いれば


いじめの罪は10分の1になると


思っている




いじめられたくないと


見て見ぬふりをする


そんな人達は


いじめっ子と同罪だと


犯した罪すら


気づくことはない




いじめられっ子は


不器用で信じれる人を見つけられず


必死で頼れる相手を探しながら


1人苦しみを背負う




出口を見つけられず


孤独な魂は包まれることを知らず


行く場のない想いは愛されることを知らず


1人どうすればいいのだろう




そしてまた1人の


尊い命が失われる






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