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評価やブクマ、ありがとうございます!


まだまだプロローグ的な部分です。奴隷商人として色々やるまで、あともう少しお付き合いください。



 これからロールプレイングするのが、“奴隷商人”。


 そんな衝撃的な告白に反応できずにいたら、ミユキは勝手に通話を切ってしまった。しかもパソコンの電源まで切ったのか、彼女のログインアイコンまで消えた。

 え、ちょっとミユキさん。まさかのこのまま放置ですか。マジで?


「えー……奴隷商人……?」


 いやだ。すごくいやだ。なんでファンタジーな職業を体験できる夢と希望に溢れたゲームで、夢も希望もなさそうな、むしろ夢も希望も打ち砕くような職業を体験しなきゃいけないんだろう。これはミユキじゃなくてもゲーム放り出すわ。ていうか、私も今すぐ放り出したい。


 けど、やったら課題手伝ってくれるしなあ……。


 ……うーん……。


 奴隷商人<<課題 という不等式が私の頭の中に浮かんだ。提出物が期限に間に合わなさすぎて最近ちょっと目を付けられてるし。

 

 よし、やろう!



「そうだ、あのメールまだちゃんと見てない」


 『ふぁんたん!』をダウンロードしようとしてそれに気づいた。すぐにネットを閉じて、メール受信画面に変える。一番上にはあのメール。


 ……やっぱりやりたくないような……いや、やるって決めたし……ハァ。


 ここまで気が乗らないのにはいくつか理由がある。


 まず、スマホアプリゲームということ。

 正直、スマホでゲームをするという考えがない私にとってこれは割と苦痛だったりする。充電の消費量もそうだし、まずゲーム機以外でゲームすること自体が苦手なのだ。パソコンでするのだって、慣れるのに時間がかかった。慣れても、私は最低限な実力を持つプレイヤーでしかなかった。それでもやめたりしないから、一緒に活動してくれる人たちからはよく「どMなの?」と言われる。違いますっての。楽しいからやめないだけなんですって。まあそこは置いといて。

 そして、ミユキから引き継いだ職業が“奴隷商人”ということ。冒険者的なものならワクワクするし、そうじゃなくても、錬金術師とかだったら組み合わせ考えるのとか楽しそうだったのに……なぜよりにもよって奴隷商人……。スマホ画面で、奴隷さんにビシバシ鞭を打つシチュエーションが来ないことを切実に願う。

 ゲームに出てくる敵やモンスターを、“倒す”“狩る”以外で相手を痛めつけることはしたくない。心が痛むというか。敵やモンスターは素材や経験値のための存在だから、バッタバッタなぎ倒していくのは別に平気なんだけど……ん?そう考えたら、奴隷だって、これからロールプレイングする奴隷商人っていう職業上商品的な存在に?あれ??


 まあ、そこら辺は始めちゃえばわかること!始めればヘルプだって開けるだろうし。

その前にまずはメールを片付けないと。


 メールを開けてみると、本文は結構文字が並んでいた。長文っぽい感じだけど……どれどれ?




【 スマホゲームアプリ『ふぁんたん!』よりメールを送信しています。


  この度、あなたは『奴隷商人』を体験していた『ミキ』様より『後継者』に選ばれました。

  通常サイトではなく下記のURLから『ふぁんたん!』をダウンロード・インストールすることにより、『後継者』としてプレイすることができます。

  それでは、『ふぁんたん!』の世界でお待ちしております!


  <URL>


  『ミキ』様は『+%$#&Hg8』国所属の『奴隷商人』でした。

  あなたは『後継者』のため、自動で『+%$#&Hg8』国所属の『奴隷商人』として登録されます。

  ログインパスワードは『ミキ』様より引き継ぎです。パスワードはそちらで確認しておいてください。

  IDのみこちらから発行します。下記のIDですので忘れないようメモしてください。


  <ID>


  このメールは自動破棄が適用されています。

  あなたが上記URLより『ふぁんたん!』ダウンロード後、このメールは自動で破棄されますのでご注意ください。 

  なお、メール破棄後の『後継者』登録に関しては無効となります。

  問い合わせがあった場合も対応いたしませんので、きちんとIDを把握してからURLに飛んでください。


  『ふぁんたん!』公式運営スタッフ一同 】




 ……えーっと?

 ちょっとこれ、ツッコミどころありすぎじゃないですかね。

 公式さんは後継者コマンド、実行させたくないのかな?URLが真っ先にきてからID、しかもメールは自動破棄って。自動破棄できるメールなんて作れるんだ、初めて知った。……あれ、でも自動破棄メールはいたずら系じゃなかったっけ。これはどっち?公式運営メールだけど……ええっ?!

 いやいやそこじゃない。一番のツッコミどころはそこじゃないって。

 文字化けとかも気になるけど、そうじゃなくて!


 ミユキのことだからきっと、パスワードが引き継がれるっていうことを言い忘れてたに違いない。最初はなんの説明もなしに押し付けようとしてきてたし。

 ていうか、このメールの通りなら、私があの時ミユキから送られてきたURLで『ふぁんたん!』をダウンロードしてたら、アウトだったんじゃ?


 ああもう!このメール怪しすぎ!!URLのサイトに飛ぶ以前の問題だよ!


 メール画面を消して、電話帳を開いた。

 電話をかけて、コール。


 ……え、ちょっと、長すぎじゃない?もう6コールはいってると思うんだけど……。まさか、もう寝ちゃった?いくら夜だと言っても、まだ10時過ぎだから大丈夫だと思ったんだけど……。


 ようやく彼女が出てくれた時には、10コール以上の電話を4回かけ直して、もう5回目になったときだった。


『ああもうなにっ!?』

「えええなんかごめんなさい!」


 ミユキの声が怖すぎて思わず謝っちゃったよ。私なにも悪くないのに。……悪くないはずだよね?なんか不安になった。

 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、ミユキはながーいため息をついた。うぅっ。


『なに。ふぁんたんでなんかあったの』


 疑問文なはずなのに語尾が上がっていないところが怖い。


「い、いや、さっきの。公式からのメールをちゃんと確認したらさ、ミユキのアカウント引き継ぎのためにそっちの使ってたパスワードが必要らしくて」

『ああ。そういえばそういうメール来てたわ。忘れてた。教えなきゃなのパスワードだけ?IDの方はいいの?』

「うん。IDは運営側が準備してくれてた。メールにあったよ」

『ふうん……それで引き継ぎが完了してプレイできるってこと?』

「そうらしい、ってメールで書いてあったけど」

『なお、アンタ今日パソコンでゲームは?』

「終わってるよ。ちなみに予習は大体やった。明日出さなきゃいけない課題だって終わってる」


 ミユキがこんなことを聞くのは、私がパソコンでゲームをし終わらないと他にはなにもしないことを知ってるからだ。なにもしない、っていうのはちょっと言い過ぎだけれども。課題や予習、それにご飯とかだってちゃんとする。ただ、自分の自由な時間というか、テレビを見てゴロゴロするっていう感じの時間は、絶対にMMOをし終わってからじゃないととらない。私の場合、テレビよりMMOの方が優先度が高いのだ。

 そんなMMOのプレイ時間は、『2時間前後・誤差は5分まで許容範囲』だけと自分で決めて守っている。けど、接続するタイミングは日によってまちまち。これで今から接続するなら、もう時間も遅いし明日パスワードを教えるねって流れだったんだけど。今日はもうログアウトしたんだよね。だから『ふぁんたん!』をやろうと思った。


 ちなみに、ミユキからのメールは今日のMMOログイン時間中と被っていたらしい。気づいたのは、ログアウトして、夕食を食べたり課題や予習をやり終わったあとでスマホを起動した時だったから、2時間くらい反応できていなかった。ちゃんとそこは謝ってあるから今こうして彼女は会話してくれているのであって、そうじゃなきゃ私からリアルで話しかけない限りは絶対に口を聞いてくれなくなる。閑話休題。


 私の言葉を聞いたミユキが鼻で笑ったのが、スマホでもわかった。ちょっとミユキさん?


『課題が終わってるぅ?アンタそれ、答え写したの間違いじゃないの?』

「うぐっ」


 ミユキ、なんて奴だ。そこまで私のことをお見通しだなんて……って、話題が変わってる!そうじゃないって!


「そ、それよりも!パスワード教えてって!今日中にとりあえず引き継ぎ完了だけはしたいから、ねっ!!」

『……ハァー、わかったわよ。この電話が終わったらメール送るわ』

「流出防止?」

『んー、そんなとこ。っていうのは嘘で、ただ単にネットを開くのが面倒なだけなんだけど。メール画面でささっと送った方が速いのよね、こういう時って』

「そう?まあ、ミユキがそう思うならそれでいいんだろうけど。パス覚えてるの?」

『入れてるスマホゲームのIDとパスは全部控えとってんの!

 っと、これか、ふぁんたんパスは』


 喋りながら控えとしてとっていたメモ帳でもめくっていたのか、スマホ越しにそんな声が聞こえてきた。


「いつも謎なんだけど、なんでそういうところはアナログ?」

『ハァ?データで控えてると、吹っ飛んだらたまったもんじゃないでしょ?何言ってんの?』

「あ、はい」


 私はデータで控えをとっているとは、彼女に言わない方がいいよね、これ。なんかお説教とかされそう。


『で、話それだけ?ならもう切るわよ』

「あっ、やっ、ちょっと待って!まだある!あるから!!」


 あの運営メールの文字化けしてた箇所は知りたい。まだ公式のHPはTOPしか見ていないし、しかもさらっとだから、『ふぁんたん!』の詳しいことは全然わからない。けれど私は、あの文字化けしていた箇所――ミユキが所属していた『国』というところが、サーバーではないかと睨んでいる。

 自動で所属するとか書いてあったけど、『後継者』登録が失敗するとかで万が一ということもある。知っておいて損はないだろう。あと、やっぱりあのメールは怪しいから情報が欲しいっていう私情も入ってたりする。


 といったことをミユキに話して、彼女が登録した国名を聞いてみると、スマホの向こうから唸るような声が聞こえてきた。


『そうねー……上から二個目の国を選んだってことは覚えてるんだけど……』

「頑張って思い出して!」

『あー……ま、違う、ば、バ?近いような……バ、バ、ヴァ、んーこれっぽい……ヴァ、ヴァ……?あっ!思い出したわ!やったわよなお!』

「マジっすかミユキさん!それでっ、どんな国名で!?」

『確か、ヴァ――〈ザザッ〉――いう国よ!』

「えっ?ちょ、ミユキ?もしもーし?」


 何故か、突然電波が悪くなった。ヴァ、しか聞こえなかった。それも小さくてなんとか聞き取れただけで、あとはミユキの声がまったく聞こえなかった。

 こっちから声をかけるけど、向こうからまったく反応が返ってこない。


『え?ちょっと、まさか聞こえてないの?もしもし?なお?』

「ミユキ?ちょっとミユキー?うわあ、全然ダメだ」

『ミユキ何言ってんの?もしもし?んー、もしかしてこっちの声だけ聞こえてない感じかしら』

「もしもし?もしもーし?もしもっ」


 し、と言う前に電話が切れた。完全に電波は死んだらしい。


「えー……」


 なんで突然、と不思議に思いながらスマホ画面の電波状況を見てみたけど、アンテナはちゃんと3本立っていた。あれ?もう復活したの?ええっ?


「ああもうっ、わけわかんない!」


 そのまま勢いでスマホをベッドに投げようとしたら、メールが届いたことを知らせる軽快な音。しぶしぶメールを確認したら、案の定ミユキからだった。




【 なお、電波悪かったの?急に電話切れたし。別にかけ直したりしないからいいけど

  さっきの通話、こっちはアンタの声聞こえてたけどそっちは聞こえてなかったみたいね

  どうせそっちに声が届いてなかっただろうから、国名はパスワードと一緒に書いといたわ


  じゃ、もう寝るわ

  明日学校ででも話そ

  おやすみ



  パス <Password>

  国名 ヴァ$#&Hg8  】




「えええー……なんでこっちも文字化けしてんのよお……」


 ハァー、とため息をつくことしかできない。結局、ヴァ、という最初のあたりしかわからなかったってこれどういうこと?しかも文字の化け方は運営メールと一緒だし。偶然かな?にしてはできすぎじゃあ……。

 ホント、なんでだろう。私、ついてないのかな?いっそ呪われちゃってたり?


「アハハ、まさか……えっ、まさかね?」


 私の通信環境が悪いだけだと思いたい。……いや、これ以上考えるのはよそう、うん。ただの偶然偶然。


 気分切り替えて、さっさと『後継者』登録だけ済ませちゃおう!そして今日はもう寝よう、うん!



 ミユキのメールには簡単に返事をしておいて、私は運営メールを開いた。

 ミユキにならって、パスワードは既にそこら辺にあった紙に控えておいた。あとでちゃんとしたものに書き直すつもりだけど、今はこれで十分だろう。運営メールにあったIDもそこに控えておいて、と。


 よし。


 気合を入れて、怪しみつつも恐る恐る運営メールの通りに添付URLのサイトに飛んでみる。てっきりパソコンでみたようなTOP画面が出てくると思ったのに、スマホ画面に出てきたのはいきなりログイン画面。


「えっ」


 思わず声が出た。ちょっ、ちょっと公式さん!運営さん!説明も何もなしにログインですか!?

 聞いてもログイン画面が応えてくれるわけもなく。


 スクロールしてみたら、下に利用契約みたいな、長い文章が書かれたものがあった。えーっと、これって、アプリをダウンロードする時に出てくるものじゃ?

 あれ?そういえば私、『ふぁんたん!』ってダウンロードしたっけ?インストールしたっけ?

 スマホのホーム画面に変えてみたら、整理してあった私のホーム画面にアイコンが増えていた。シンプルだけど可愛いデザインだ。

 ……えっ、えっ?!なんで増えてるんだ!?いつの間にっ?!

 まさか……URLのサイトに飛んだ瞬間、自動で?嘘っ、なんで!?強制?強制なの運営さん!?いや確かに、ちょっとローディング長いなあとか思いましたけどさあ!!


 ますます怪しいよ、この『ふぁんたん!』っていうゲーム……どうりゃいいのよお……。


 私はサイト上部にある『ふぁんたん!』の文字だけで、これが『ふぁんたん!』のサイトだということを知った以外の情報がほとんど手元にないまま、ログインするしかないようだ。

 完全に、お手上げ。

 ここまで情報が手元にないのも、それなのに何かをするっていうのも、初めてかもしれない。もっとも、ここで退くっていう選択肢は既にないわけなんだけど……。


 あああっ、もうっ!


「ぜっったいにミユキに何か奢らせる……っ!!」


 彼女の顔を思い出して心の中で恨み言を言いながら、控えメモを見てログイン画面にIDとパスを入力していった。常にログインにはしないで、っと。

 『ログイン』、を押した瞬間、画面が真っ白になった。


「えっ。……え゛っ!?」


 また電波!?と焦った私だけど、すぐにちゃんと画面に文字が出てきたことに安心した。あー、よかったあ。




【 『ミキ』様の『後継者』として正式に手続きが完了致しました。

  これから、あなたは『奴隷商人』の職業を体験することができます。


  ようこそ! 『ふぁんたん!』の世界へ!! 】




「いや、“ようこそ”じゃないから!!」


 思わずつっこんでしまった私はおかしくないと思うんです、本当に。






【『後継者』コマンドとは】


 その名の通り、自分が『ふぁんたん!』サービスを退会するにあたって、それまで自身がロールプレイ(体験)していた職業をその状態そっくりそのままに、他人に引き継がせられるもの。

 ただし、退会以外にもいくつかの条件を満たしていないと押せない常時グレーなコマンドである。

 『後継者』の対象は、『自分がそれまで友達招待していない人』、厳密には『ふぁんたん!』に登録していない人のみ。


 コマンド実行条件は一部がいくつか公開されているが、全てではない。

 『退会』、『登録してから課金をしていない』、『連続不ログイン日数が100日を超える』、『他プレイヤーなどに対して迷惑行為を行っていない』など。『ふぁんたん!』は登録料無料のアプリではあるが、課金しないと厳しい部分もあるので無課金プレイはよく言えば「テクニックが必要」、悪く言えば「ハードモードでマジキチ」である。

 条件が揃うと、文字がグレーではなくなりコマンド実行が可能になる。


 『後継者』コマンドが実行できるようになっても、すぐにそれができるわけではない。

 『後継者』となる人の情報は、『後継者』コマンド実行者(以下『前任』とする)が運営側に携帯電話番号やメールアドレスを送ることで知らせなければいけない。(なりすましや個人での複数アカウント所持を防ぐため)

 所持機種複数台による、『後継者』問題で個人の複数アカウント所持事件もあったが運営側が上手く対処した(らしい)。(未だに事件の真相などは定かではない)

 運営に申請し、その審査が通ると正式にコマンド実行が可能となる。審査は1時間程の時間しかかからず、結果は『前任』の携帯電話にメールで送られる。

 『後継者』コマンドが押せるようになったというのは、運営に申請することが可能になったということと同意義。


 もっとも、『後継者』コマンドが実行された事例も多くなく、主人公を含めても『後継者』はやっとこさ二桁程度しかいない(らしい)。



 『後継者』は『前任』から話を聞きURLに飛ぶことを前提としているので、運営側から強制的且つ自動的にアプリがダウンロード・インストールされる。そのため、作中ではすぐにログイン画面に飛んだ。

 ログインするということは、『前任』から話を聞いた『後継者』がサービスを受ける(『ふぁんたん!』に登録しゲームをする)こととであるため、契約内容の同意は得られたものとして、ダウンロード手順ではカットしている。

 ログイン画面下の契約内容は、「知っておけばいいんじゃないですかね」と運営側がつけただけであり、実際には「もうお前は同意してんだよ」という状態。

 ここでログインすることで、契約内容に同意し正式に『ふぁんたん!』サービスを『後継者』という特殊な状態でプレイすることを運営側に示すことになる。


 ちなみに、飛んだログイン画面よりログインできなかった場合はそこからTOP画面に飛び、『後継者』としてではなく一般プレイヤーとして登録することになる。




ということで、作中でスマホアプリが勝手にダウンロード、インストールまで済んでしまっていた件ですが、『ふぁんたん!』の『後継者』コマンドの仕様です。そういうことなんです。


ゆるいファンタジーなので、文明の利器に対する技術点は大分アバウトでお送りしております。


「さっそく『ふぁんたん!』おかしい」と本編を読み思えたなら、この先も大丈夫です。ついていけます。

だって『ふぁんたん!』は異世界と繋がってたりなかったりですからね、何があってもおかしくないのです。

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