表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

7

少し、おかしな部分があるかもしれませんがご了承ください。

ちょっとキャラが迷子になってると思います。

「だから?」

 そう言ったのは奈々。意味がわからないと言いたげな表情だった。

 柳の方もチラリと見てみると、あたふたしていた。二人を止めようとしていたんだろう。

 てか、だから?って言われると思ってたけど本当に言われるとは…続きを考えてないのに!

「あー、いや、その……母親の名前紹介だ」

 ……馬鹿なこといった……。

『ぷぷぷ……母親の名前紹介……ぷぷぷぷ』

 ……むかつく…!

「はい?そんなの求めてないんだけど」

 ですよね、知ってます。

 スゲー恥ずかしい思いしかしてねえ…!

 と、顔が赤くなるのを感じたとき、トンっと前に少女が降りた。

 そして、俺の頬に少女の両手が伸びる。

 そして、ジッと見つめられ、俺の心臓は大きく波打っていた。

 …な、なんだ?

 ジッと見られ、そう思った矢先、急に抱きしめられた。

「キャー!華月の子供だー!」

 そう言って、抱きしめる力を強める。

 え、なんかうまくいった…のか?

「あ、えっと……ちょっと探している人がいるのでついてきてほしいんですけど……」

 急に抱きしめられたことに少し混乱しながらそう言った。

「ん?いいよ?ついていこうじゃないか~」

 え、なんか簡単に承諾を得てしまった……。

 てか、なんか思ってた第一印象とのキャラが違ってきてるんだが……

「あなたさっき行きたくないって言ったじゃない!」

 そう言ったのは奈々。すこし怪訝な表情も混ざってはいるが、その顔は怒っていた。

 だか、少女は

「知らない人と行くのは怖いって言ったの。知ってる人がいるなら行くわ」

 と飄々としていた。

 奈々は苛立ちを見せたが、深呼吸をしたあと、冷静にこちらを見た。

「…それじゃあ、ついてきてもらいましょうか。……あと、そろそろ離れたら?」

 そう言って、冷たい目で俺と抱きついてる少女を見る。

 「お前に関係ないだろ?まぁ、歩くのは少々困難か。離れよう……」

 名残惜しそうに俺から離れた。

「えーっと、じゃあ行く……か?」

 最後に疑問形になったのは、奈々の顔が恐ろしく怖かったので疑問形になってしまった。

「そうね、とっとと行きましょう」

 奈々はこちらに背を向け、ズンズンと歩いていく。

「え、お、おい……」

 そう言って俺も奈々のあとを着いていく。と、これまで何の活躍もなく、完全に忘れていた柳があとは任せろと言って、奈々のところへ小走りに行った。

 ……なるほど、こういうときこそ恋人が大活躍するのか。

『んー?もしかして羨ましいのかー?』

 そんなわけねーだろ。別に恋人なんていらねーし。ちょっと恋人らしさが出てて羨ましいとかねーし。あれ、目から水が出そう。

『まぁまぁ、お前には俺がいるだろ』

 ハートが出そうな声色で龍はそう言う。うるせぇ、お前を恋人の代わりなんて気持ち悪くて無理だ。 

『えー?ひどーい』

 棒読みで言われてもなにも感じねーよ。

 っと、奈々にどんどん離れてってるな。早くいかねーと。

「なぁ、華月の子供」

 ……

「俺の名前は龍牙。龍牙って呼んでくれないか?」

 華月の子供っていう呼び方はさすがに……

「ふむ、では龍牙。聞きたいことがあるんだが」

「なんだ?」

 俺は少し早歩きをして、ちらりと少女を見た。

 ……そういえば名前知らねえな……

「華月はどうしてるんだ?」

 俺の顔を愛おしそうに見ながらそう言う。

「あー、いや、知らない。会ってないし、あんまり記憶がないんだ」

 少し視線をそらしながらそう言った。

「そうなのか……」

 少し残念そうな顔でそう言う。

「あ、そういえば、お前の名前はなんだ?」

 話題をそらそうと俺は気になったことを聞いた。

「私の名前は友田凛香ともだりんか。魚人と人間の間に生まれた半妖だ」

 ニッと少しイタズラっぽい笑顔で彼女は言った。

誤字脱字があればコメントでお知らせしてくださると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ