↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

迫り来る炎の中に見た。

作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
掲載日:2026/08/16

半世紀にわたり共に歩んできた愛妻との、凄惨な老老介護。その果てに燃やした居間で待っていたのは、安らかな死でも、救いでもありませんでした。

炎の中で笑っていたのは、妻の皮を被った「ナニカ」。

長年愛した存在の恐ろしい真実と、絶望の火の海で繰り広げられる最後の抗いを描いたダークホラーSFです。日常の裏に潜む歪んだ愛と異形の恐怖を、どうぞ最後までお楽しみください。

深夜3時、老老介護の果てに居間へ火を放った。激しく燃え盛る黒煙の向こう、畳の上で横たわっていたはずの妻がゆっくりと立ち上がる。

炎の中で骨が軋む音を立て、彼女は笑っていた。

「ありがとう。これでやっと、あなたの肉体(カゴ)を奪えるわ」

迫りくる炎の中に見たのは、半世紀連れ添った愛妻の皮を被っていた、人ならざるナニカの真の姿だった。視界が真っ赤に染まる中、そいつは火をものともせず、僕の体を乗っ取るために歩み寄ってくる。 


     【了】

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

半世紀の介護の結末が「炎」と「異形による肉体の強奪」という、あまりにも救いのない形での開幕となりました。長年連れ添った妻の皮を被っていたナニカは何者なのか、そして炎の中で主人公はどのような運命をたどるのか。

愛と絶望、そして怪異が交錯する物語を、引き続き楽しんでいただければ幸いです。評価や感想などもいただけますと、執筆の大きな励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
お話の流れはホラーホラーしててよろしいですが、流石に前書きと本文の文章量が同じってのは、どうなのかなと思ってしまいますね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。