6/7
六話
放課後俺は有紗と喫茶店に行った。
そこで俺はコーヒーを、有紗はクリームソーダを飲みながら無駄話をしていた。
「あっ!有紗大事な話があるんだけど・・・」
「ん?」
「俺・・・実は有紗の事好きなんだ・・・」
「え?」
有紗が焦っている。
「もし・・・良かったら俺と付き合ってくれないか?」
「えっ!?・・・ごめん・・・ちょっと今の状況がいきなりすぎて飲み込めないから今度で良い?」
「うん。返事はいつでも良いよ。この事をつたえたかっただけだから・・・」
今の状況が飲み込めない?
って事は有紗も?
いや変な期待はやめとこう。
とりあえず俺の気持ちは伝えた。
後は返事だけ。
「さ!帰ろっか!」
俺はコーヒーを飲み干し帰り支度をする。
「そだね!」
有紗・・・良い返事を待ってるからな。