悩むくらいなら書いてしまえばいいじゃない。
個人的な意見ですが、続きが読みたいと思える作品って意外に少ないと思うんですよ。
それは、面白いと思える作品だからだけではなく、自分の好みにあった作品かどうかの問題であって、どんなに評価が高くても自分に合わないものがあって当たり前だと思うんですよね。
その時の自分の気分…例えば、嫌な事があって少しでも楽しい気持ちになりたい時に、泣ける作品を読んでも楽しめないのと一緒で、読み手の気分によって作品の受け取り方って変わるじゃないですか。
面白い作品は総合的に評価が高いけど、それでも評価だけが全てじゃないなぁ、って思う時ってあると思うんですよね。
もちろん評価される事は嬉しいです。
ましてや、自分の作品をブックマークしてもらえた時は泣きたくなるくらい嬉しかったです。
綺麗事を並べても、沢山の人に自分の作品を読んでもらいたいと思う気持ちは私にもありますから。
続きが読みたいと思ってもらえたら幸せです。
けれど、評価されないからといって自分の作品を消したり、嫌いになるなんて勿体無いじゃないですか。
小説を書いて知った事は、どんな作品にも「心」が込められてるという事。
そんな事を言う私を、馬鹿みたいだと思う人もいるかもしれません。
けれど1つの作品に込める時間も気持ちも真剣なんです。
悩んで苦しんで、それでも捨てきれなくて書いた作品の大切さ。
誰に何を言われても、自分にとって描きたいものを書けたなら、それだけで愛しいものだと思うんです。
あなたの一言が作品を良くし、あなたの一言が作品を壊してしまう。
どうか忘れないでください。
読者と作者という前に、人同士だという事を。
書く側の目線で言えば、書きたいものを書きたいだけ書こう!自分の世界を形に出来る幸せな気持ちを忘れないで書き続けていこう。
読み手側の目線で言えば、好みに合わないなら無理に読まなくていいじゃないか。好きなものを選んで読める贅沢を味わおう。
こんな当たり前とも言える事を書いていいのか悩んだんですが…悩むくらいなら書けばいいじゃない精神に従いました。
自分に正直に生きる事も時には大切ですよね。
あーー、すっきりした。
ここまで読んでくれた方とは美味しいお酒が飲めそうです。ありがとうございます。