第一章 あの花は
初めて小説書きましたFateハマりました
よろしくお願いします
大陸北部にしか咲くことのない花を見つけ、心の中に故郷へと帰ってきたという実感が溢れ出してきた。
昔なじみの街並み、屋台の郷土料理の匂い、音楽さえ変わらず、俺のことを、迎えてくれた。
思えば長い道のりだった、大陸南部の国、ローメリドに魔術士資格Ⅳの検定を受けに行った。
いろいろなこともあったが魔術士資格Ⅳを獲得し、いざ帰ろうとしたら隣国で新派閥による内戦がが起こりそれの影響で、船の出発が遅れたり、突発的な嵐のせいで船が破損したりと苦難の連続だった。
ことを思い出し自然と大きなため息が出てきた。
しばらく歩き商店街を右に曲がると我が家が見えてきた。
「おかえりー」
そう無邪気で元気な声で末っ妹のリンが最初に出迎えてくれた。
「ただいま」そう何事もなかったのように、いつもの調子で答えた。
その声を聞いた兄が、おそらく鍛錬を中断させ木刀を持ったまま、庭から現れた。
「遠征どうだった?」そう図太い声で聞いてきた。
「踏んだり蹴ったりで大変だったんだよ、到着初日なんか魔術霊脈に接続するだけで六時間もかかっちゃったし、なかなか帰りの船が来ないしで…
あっ、でも一応資格はとれたよ。」
「良かったな、来年は国王様直々魔術師の招待状が来るかもしれないぞ」そう少し期待の混じった声色でニヤけながら聞いてきた。
「まっ、俺の話に付き合ってくれる後輩が欲しいだけなんだが」そう兄は笑いながら追加して話した
「それこそ兄さんは今日休みなんだね」
「あー、それは3日後にシーシャ連合国までちょっと遠征があってそれで、準備って名目で休みが貰えたんだ」
「えーブァル兄どっか行っちゃうの?」
「安心しなリン、1週間ぐらいで帰ってくるから」
その声色から兄が何か隠し事をしているような気がした。
「まーまーそんなところで会話せずお茶でも飲んで話したらどう?」
まずは、ヒューゴの合格祝いなら乾杯!!」そう父、ソウイチが声を上げた。
「カンパーイ」そうみんなに言われ少し照れくさい気分になった。
久しぶりの一家全員が揃う団欒の時間はあっという間
に過ぎていった。
「おいヒューゴー緒に外行くぞ」そう部屋のドアから顔を出し話かけてきた。
「うん」そう二つ返事で答えた。
家の裏道の方へ歩いて行った。まだ春の面影を残した。夜は少し寒い風が吹いていた。
唐突な言葉だった
「俺がシーシャ連合国から帰ってくることはないかもしれない、いや、行けるかすら怪しいだろう。」そう兄から淡々と告げられ。たった一言なはずなのに脳が理解するのに時間がかかってしまった。
「え、何言ってんの?
いや今情勢が不安定なのは分かってるけど軍とかの動きは無かったはずじゃん。」そう困惑しながら答えた。
「お前がもしもいなくなったらリンや家族のことを
頼んだぞ」
兄は俺の質問に答えることもなくそう残し家へと帰
って行った。
夜兄にもう一度聞き直すこともなく。1人眠りにつかうとした。兄の言葉が残りなかなか眠りにつかなかった。魔術仕掛けの時計の針が12時を示したころ。ようやくうとうとし始め眠りにつかうとした。
突如轟音と木が燃える匂いが襲ってきた。
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン
「ヒュー!!!」兄さんがドアを力強く開け俺を呼び
かけた。
「何が起こってるかわからないだろうが、川に沿って
南へ走れ!!
リンと父さん母さんはすでに家を出た、走っていれば追いつける。」
兄は騎士団の一員としての責務を果たしてから追いつくと行った。
「ククッ.....良い、良いではないか!!こうも人々の死に様が美しいとはなぁ!!!
神々もこの燃える街に描かれる、赤く光る紋様に目を輝かすといい!!!!」
唯我独尊と表すに相応しい声でシーシャ連合国の王、ローデリック上げた。
風を切る音と剣と剣が奏でる轟音が同時に鳴った。 その音の正体はブァルが立てた後であった。
「お前がローデリックで間違いはないな」そうブァルは声を上げて聞いた。
「貴様の様な子犬ごときが我の名を呼ぶとはな。
ーただここまで軍勢を押し除けて来たことは褒めてやろう
今興が乗っているところだ、我を興醒めさせるなよ」
そう王は8の字が連続してできた剣を赤色のもやの中から取り出していった。
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