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心の癒し
病院に行き始めてから半年が経った頃だったと思う。
お薬は少しずつ強くなっていき、考え方は少しずつ前向きにはなっていたが、確認行為は相変わらずだった。
確認行為をしている自分に時々疲れる日もあったが、そんな日は子供たちを連れて実家によく遊びに行った。
ある時、実家に届け物があり、夜1人で行ったことがあった。
「やっほー」
そう言いながら居間に行くと、中くらいのゲージに黒い犬がいた。
「お、どうした」
急に来た私に驚く父。
「これ届けに来たんだけど、この犬どうしたの??」
「あ~笑、実はね飼うことにしたんだ」
「えっ!!急だね!びっくり!!」
大きな声に母が部屋から来た。
「あれ、どうしたの?」
「これ届けに来たら犬いるからびっくりしてさ」
「言ってなかったもんね笑」
黒い犬は急に家に入ってきた私に唸っていた。
「名前はなんて言うの?」
「そら」
父がテレビを見ながら私に言った。
私は唸って吠えているそらの近くに行って自己紹介をした。
「私はこの家の長女だよ、たまに遊びに来るからよろしくね」
「ワンワンワンワン!!!」
かなり興奮していたので、それ以上構わず私は家に帰った。




