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2-3 旅の冒険者

前書き

読者の皆様、いつもお読みいただきありがとうございます。

今回の2-3話では、ついに外の世界からの来訪者が登場します!

冒険者リックとの出会いを通して、ルナちゃんの世界観が広がっていく重要な回となっています。

ルナちゃんの魔法の実力がどれほどのものなのか、この世界の常識と照らし合わせながら描写してみました。

また、今後の展開への布石となる「ムーンリリー」というキーワードも登場します。

5歳の見た目でありながら、規格外の力を持つルナちゃんが、どのように周囲の人々と関わっていくのか。

今回はその第一歩となるエピソードです。

それでは、お楽しみください。

近づいてきたのは、20代前半くらいの男性だった。茶色い髪に緑の瞳、革の鎧を着て剣を腰に下げている。典型的な冒険者の姿だった。

「あれ?こんなところに子供が?」

男性は私を見て驚いている。確かに、村外れで一人で魔法の練習をしている5歳児は不自然だろう。

「こんにちは」

「あ、こんにちは。君、一人でこんなところにいて大丈夫?」

「はい、魔法の練習をしてました」

「魔法?君が?」

男性は信じられないという顔をしている。まあ、当然だろう。

「僕はリック。冒険者をしています。君は?」

「ルナです。あの村に住んでます」

リックさんが村の方を見ると、煙が上がっているのに気づいた。

「あの村…もしかして、さっきオーガが現れたって話の?」

「はい、でももう大丈夫です」

「え?オーガを倒したって話は本当だったのか?」

どうやら、もうあちこちに話が広まっているらしい。

「はい、私が倒しました」

「君が?本当に?」

信じられないという顔をしているリックさんに、実演してみることにした。

火球ファイアボール!」

小さな火球を作って、近くの石に当てる。石は綺麗に砕けた。

「うそだろ…こんな小さな子が高等魔法を…」

「リックさんも冒険者なら、魔法使えるんですか?」

「一応初級魔法は使えるけど…君のとはレベルが違いすぎる」

リックさんが呆然としている。

「あの、もしよろしければ、冒険者のお話を聞かせてもらえませんか?私、外の世界のことをよく知らないんです」

「あ、ああ、もちろん」

リックさんと一緒に村に帰ることにした。シロとプルプルも一緒だ。

第二章 2-3「旅の冒険者」

前書き

読者の皆様、いつもお読みいただきありがとうございます。

今回の2-3話では、ついに外の世界からの来訪者が登場します!

冒険者リックとの出会いを通して、ルナちゃんの世界観が広がっていく重要な回となっています。

ルナちゃんの魔法の実力がどれほどのものなのか、この世界の常識と照らし合わせながら描写してみました。

また、今後の展開への布石となる「ムーンリリー」というキーワードも登場します。

5歳の見た目でありながら、規格外の力を持つルナちゃんが、どのように周囲の人々と関わっていくのか。

今回はその第一歩となるエピソードです。

それでは、お楽しみください。


2-3 旅の冒険者

[本文]


あとがき

2-3話「旅の冒険者」はいかがでしたでしょうか。

リックさんという新キャラクターの登場で、物語に新しい風が吹き込まれたのではないかと思います。

彼の存在は、ルナちゃんにとって外の世界への窓口となる重要な役割を担っています。

今回特に力を入れて描写したのは、ルナちゃんの魔法の威力と、それを見た一般人(冒険者)の反応です。

読者の皆様にも、ルナちゃんの力がいかに規格外なものなのかを感じていただけたでしょうか。

また、召喚魔法で登場したプルプル(スライム)とシロ(狼)は、今後もルナちゃんの相棒として活躍予定です。

特にプルプルの愛らしさは、私自身も書いていて癒されました。

次回2-4話では、いよいよ「ムーンリリー」を求めて森へ向かいます。

ルナちゃんとリックさんの冒険が始まりますので、ぜひお楽しみに!

感想やコメントをいただけると、とても励みになります。

引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

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