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97 勇者様とハンバーガー(その7)

「あ、あの!オレ、いや自分の仲間達は・・・」


勇者様が店の扉から入ってきたオレ(酒場店主)に聞いてきた




え?


外で何をしてきたのか?




OHANASIです(笑)


女剣士と聖女様に、ね




女剣士には物理的OHANASIです


『ぼこっても治癒魔法で傷がなくなったらチャラ』っていうポリシーだそうです


もちろん尊重しました


人の主義主張をできるだけ尊重するのが理性ある常識人としての振る舞いですからね





ちなみに人間の関節の数を一緒に数えました


懇切丁寧に教えたので涙を流して感謝していたな





イイ仕事しました(ブイッ)





聖女様には治癒魔法の方で頑張ってもらいました


簡単にいうと、ぼこってボロぞうきんのようになった、いえ、関節の数を数えていてついうっかり怪我をしてしまった女剣士の手当てです




え~っと、50回くらいかな


10回くらいまでなら憶えていたんだけど


それ以上は面倒になってただ女剣士をぼこれるだけぼこったのであやふやです





女剣士の方は心がポッキリ折れるまでOHANASIしましたが、聖女様はMPが0になるまで付き合ってもらいました




いや正確にはMPがマイナスになっても、だね


MPが0になってもHPは残ってますから、そちらの分を使って治療してもらいました


俗に言う『魂を削って』です





どうやら聖女様はHPを使うやり方を知らなかったみたいで、泣いて喜んでましたね


こちらもイイ仕事しました






ちなみにお手本は某ダンジョンの狼男


「弱い奴が嫌いだ」と息を吐くように毒舌がでるあの人


ダンジョン以外で彼女を見つけるという作品タイトルと作者に喧嘩を売りまくる天性のどS





どMらしい女剣士と聖女様は涙を流して喜んでたな





え?


ひどい?


失礼な!


イイ仕事したという自覚マンマンですぜ?






それにどこかの元刑事で公安の攻勢的捜査組織で生身の人が言っていましたよ?


『悪いな、男女同権だ!』





・・・ちょっと違う?






しかし勇者様、なんか顔色が悪いぞ?


おかしいな


この酒場は結構お高いので、外で何が起こっても中まで衝撃や声が届かないはずなのに?


なんか特別な魔法かつながりでもあるんかいな?




「なんか特別な絆でもあります?たとえばヤっちゃってるとか?」


冗談で言ってみた


ところが勇者様は真っ赤になっていた






ヤっちゃっていたんかい!

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