表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/143

50 王様と祝杯(その5)

「ありがとうございました」


そう言うと王様は深々と頭を下げました




ナニこの茶番?


それとも酔っているのか?


そう思っていると続けてこう言いました


「今夕に元の世界に帰られるとのことでしたので、どうしても一言お礼が言いたくて来ました」




ああ、けじめをつけにきたんだね


結構律儀になりました


初めてあった昨日の朝なんて、いいとこのボンボンでしたから見違えるように成長しましたね


教育したk、じゃなくって脳みそ洗った(洗脳のことです)かいがあったというものです




「お会いしたのが昨日の朝だとは思えないくらいですね(シミジミ)」


王様が言いました



ええ、本当ですね(笑)






教会の後ろ盾を得て王太子を謀殺した第二王子サマ


その勢いを受けて第三王子(今は王様)を襲いました


命からがら逃げる第三王子とそこ一向


王都から逃げ出したのはいいが追手に追いつかれてしまう


少々の犠牲を出して撃退したのはいいが身体はボロボロ


お腹かスキスキで困っていた


そこでぼろい酒場(オレの酒場だ!)をみつけた


「食べる物と飲み物を持ってまいれ」と威厳高に命じる王子様


「お金?何ソレ?美味しいの?」をマジボケしやがりましたよ(笑)


手持ちの宝剣をぼったくりの買い叩きで売却させてやりました


金貨数枚で!


泣きながら食べる王子様一向


料理が美味しかったのか、ぼったくりにあって世間の厳しさを知ったからかは知らんがな!


そうすると新たな追手が追いついた


多少強引にことを運ぶためと第二王子に恩を売るため、教会は秘蔵の神器を持ち出した


そんでもってオレの酒場に雷を落としやがりました


あ、安心してください、傷一つついてないですよ


酒場の建物は、何と言っても『ドラゴンが踏んでも壊れない!』が売りですから(笑)


あ、あと王子様の宝剣、あれ王位継承に重要なアイテムでした


メインは王冠ですけどね


一応、それだけだと纂奪し放題になるでしょ?


だから宝剣その他をふくめて5つくらいをコンプリートできないと王位につけないらしいです


追ってから聞いてびっくりだよ


もっとも第三王子様も知らなくってびっくりしてたってのもビックラポンだったけどな!


だから持ってそうな王子様を追って雷槍なんて神器が出てきたわけです


追っ手の雷槍使いがベラベラ喋りまくってました


世の中、こういうバカがいるから話が進むんだね


バカとはさみは使いようって言葉の真の意味をしった瞬間でした


もっとも恩なんて微塵も感じずに速攻で返り討ちにしてんですけどね


だって刺客だもの


ヤられる勇気があるものだけがヤっていいんだよ(笑)


とんでもないことに巻き込んだ王子様にはおしおきで脳みそ洗っちゃいました


そんでもって立派な刺客として王都に送り返しました


お互いに見苦しく泥仕合をするがいい!、って意味で


そしたら教会が折れて無事に今日の昼過ぎに教会からの祝福を受けて王位につけました


そんでもってお礼に王様が酒場まで来た ←今ココ





昨日の午前中に酒場に来てから、今日の夕方に再訪するまでの密度がハンパないですね(笑)


とても2日に満たない間に起こったこととは思えません


オレが地球に強制送還されるのが今日の夜ですからか~な~り~巻きました(←TV業界の用語です)






あ、そうそう、雷槍はオレがポッケにナイナイです


慰謝料として貰いました(笑)


借金返済のために高く売り払う予定です


神器としてのレベルが低いといっても、腐っても神器です


さぞ高く売れるでしょう





教会の連中はさぞ泣いてくれることでしょう


それを想像するだけで、お茶碗三杯分いけちゃいますね!






お互いにグラスを掲げて言います



「王様の素晴らしい未来と王国の繁栄に!」


「師匠の呪いがとけますように!」











・・・ちょっち脳みそ洗うんが緩かったみたいですね


あいかわらず一言多いです


最後にみっちり洗ってやりましょう(二ヤリ)





<ビビビビビ~ッ>


「ぎゃ~~~~~~ッ!!!!!!」











「ゴメンナサイゴメンナサイ・・・」


おや、王様が壊れちゃいました(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ