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第25話 水魔法安定化 〜生成量を増やせ〜

断熱膨張を利用した冷却法によって、ついに水滴を生み出せたレン。

だが、安定して大量に出せるわけではない。次なる課題はそこにあった。


**


「では次は、もう少し量を増やせるよう練習してみましょう」


ラネアがにこやかに提案する。


「量、ですか。なるほど……」


(結局のところ、範囲を広げて多くの水蒸気を凝縮すればいいわけだ)


**


クロエが補足する。


《現在の凝集範囲は半径約15cm。魔力量の増加に応じて範囲拡張が可能です》


「つまり、魔力を流し込む量を調整すればいいのか」


《ただし、過剰流入によるバランス崩壊に注意》


「……繊細な話だな」


**


レンは呼吸を整え、慎重に魔力を流し始めた。

今までよりわずかに強く、だが暴走しないよう細心の注意を払いながら――


断熱膨張による冷却エリアがゆっくりと広がっていく。


やがて、空気中の水蒸気が凝縮を始め――


パタパタ、と複数の水滴が手のひらに現れた。


**


「成功しましたわね! 今までよりかなり量が増えてますわ!」


クロエがすかさず測定する。


《水分生成量:2.4ml。凝集範囲拡張成功。消費魔力量も安定》


(よし……少しずつコツが掴めてきたぞ)


**


ラネアが満足げに頷く。


「水は、無理に引き寄せるのではなく、流れ込ませる意識が大事ですの。

自然にそこへ集まるよう道を整えるのですわ」


「……水路を掘るような感覚ですね」


「まさに、ですわ!」


**


科学と魔法の融合はまた一歩先へと進み始めた。


だが、それはまだ入口に過ぎない。

この世界の魔法体系は、レンにとって未知の宝庫であり、これから本格的に探求が始まるのだった。

おはようございます!

本日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます✨


そして、ブックマークをつけてくださった方、本当にありがとうございます!

とても嬉しく、励みになっています。


読んでくださる方がいると思うと、朝から気持ちよく筆が進みます!


今日はこのあと、昼と夜にも更新予定です。

引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです!

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