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紅鏡玉兎  作者: 那泉織
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純白のDesire

純白のDesire




足元の影は(おぼろ)に浮かび

見上げれば銀河

夜闇に瞬く光は優しい



静寂の世界の中で一人

期待と不安が胸に一杯で

瞳にもその気持ちは滲んでいく



何年も過ぎ去っていった気がした

ようやく待ち続けた瞬間(とき)を迎える

空に軌跡描いて星が降り

瞳の不安は消え去った…



ただひたすらに

必死な心を流れる光へ

少女の願いは果てしなく

輝く想いを奇跡に託す

祈りに不安が再び芽生えても

小さな希望は残っているから…





星に捧げる少女の望みは

汚れたところは僅かもない

眩しいくらいに純白で――――








「Desire」は「強く望む」とか「願望」という意味です。




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