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ねもともねとかいとくん  作者: 割れせんべい
3/17

根本モネ

海斗「ただいまあ」

ボピ「お帰りなちゃい」

海斗「もお、ヘトヘトだ。ボピく

   ん、水を一杯くれえ」

ボピ「はい、どうぞ」

海斗「ありがとう。ゴクゴク」

*****

海斗くんは水を飲むと、そのまま

眠ってしまいました。

ボピ「海斗くん。こんなところで

   寝たら風邪ひきまちゅよ」

海斗「ムニャムニャ」

ボピ「よぽど疲れたんでちゅね」

ボピくんは毛布をかけてあげまし

た。

*****

二人の東京での生活も三か月にな

りました。ある夜、海斗くんが店

に入ると先輩が来て言いました。

先輩「おい、海斗。お前も今日か

   ら、指名をとっていいぞ」

海斗「はい。わかりました」

先輩「と言っても、お前と飲みた

   いと言う客がいればの話し

   だがな。ハハハ」

やがて、店長が来て言いました。

店長「海斗。あちらの女性がお前

   をご指名だ。お前の最初の

   客だ。うまくやれよ」

海斗「はい。がんばります」

その女性は30代中ごろの上品な

感じの美人でした。海斗くんがそ

の女性の隣に座ると、彼女はうれ

しそうにほほえみました。

海斗「まだ新人の僕を指名してく

   ださり、ありがとうござい

   ます。僕は海斗です」

お客「私は根本モネです」

海斗「モネ。いいお名前ですね」

お客「実は主人が家出をして」

海斗「えっ!それはおつらいです

   ね。僕でよかったら、お話

   を聞かせてください」



   

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