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隣人

作者: Reverio

昨日は一晩中お気に入りのボーカルグループの動画やブログを見ていた。

アパートの四階、最上階なのであまり音を立てないよう、イヤホンで視聴していた。

まぁこのアパートは防音が多少備わっていて、それが売りの一つでもあるのだが。

また、寝ている時に地震?があったらしく、多少本が落ちてたりした。


一週間前に隣に越してきた女性と、今朝学校に行くため玄関から出た時ばったり出会った。

「あ、おはようございます。」

「おはようございます。」

「...」

「あの...」

「はい」

「○○○○(好きなボーカルグループの名前)のファン...とかだったりします?」

僕は嬉しかった。学校に話のあう友人が少なかったためだ。

すっかり意気投合し、遅刻ギリギリで学校に着いた。


今日は良い日だった。

何気なく付けたTVから、ニュースが流れ込んできた。


『........さん、最近はストーカー被害の特徴が変わってきたと?』

『はい。今日は一般でも小型高性能の監視カメラを手に入れやすくなっておりましてですねぇ、』

『また、犯行も大胆になっているとお聞きしましたが』

『そうですねぇ、邸宅に直接忍び込み、PCの履歴を盗み見たり、趣味の本を探したり...、また、犯行の凶暴化もあります。独占欲による犯行も多いですし。直接被害者への攻撃も多いですねぇ』

『今まで以上に戸締まりを気を付けないといけませんね』

『そうですねぇ』

『では次のニュースに...』


あれ?

インターホンがこんな時間に鳴るなんて珍しいな。

誰だろう?

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