その39 再会
無事みんなと合流できた事だし(ルナは生活領域の方に走って行っちゃったけど)久しぶりにみんなと顔合わせに行くか。みんなと会うのはかなり久しぶりになっちゃうが、楽しみだ。まさか忘れられてたりしないだろうか?・・・さすがにそんな事は無いだろうとしんじたい。
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着いたぞぉぉぉぉぉ!!
久しぶりに見る他のみんな!
お、父さんもいるな。
『息子よ。お前ならば無事に帰って来れると信じていたぞ。・・・この後はこれだけの間お前が何をしていたのかを語ってもらう。来るように。フフフ・・・しかしなかなか風格を感じる佇まいになったな。一体何を体験してきたのか聞くのが楽しみだ。』
「わかった。後で家に戻った時に話そう。」
立ち去るガズラは、心なしか足取りが軽くなってるような気がした。ガズラは顔には出さないんだけど割と感情の起伏は激しいんだよな。
というわけでやってきたクイーンの部屋。虹色の結晶が相変わらずお綺麗です後でちょっとくださいお願いします。
クイーンの部屋の奥に進んでいくとクイーンの姿がはっきりと見えてくる。クイーンも俺に気が付いたようで、すぐに立ち上がってこっちに駆け寄ってきた。
そのまま俺を両手で俺を抱き抱えたかと思うと、ぎゅっと抱きしめてきた。・・・うん、クイーンのひんやりとした体に抱きかかえられるのはすごく気持ちいいし、全く嫌ではないんだが、俺とクイーンの身長差だと完全に俺が抱えあげられてる形になって恥ずかしいなぁ。
クイーンはしばらく俺を抱きしめた後、ちょっと落ち着いたみたいで、俺を地面に降ろした後、当然の質問を聞いてきた。
『カイ!また会えてうれしいです。魂の繋がりから伝わって来る幽かな気配だけが頼りで・・・とっても心配したんですよ?これだけの間何をやっていたのか、説明していただけますよね?』
「ああ、もちろんだ。心配かけてごめんな。でも説明はルナが来てからにしないか?二回説明するのも面倒だし。」
『そうですね。では、ルナが来るまで待ちましょうか。幸い、もうこっちに向かってるみたいですよ。』
そのちょっと後にルナが到着して、俺は二人に何が起きたのかを説明した。
「あの日魔方陣みたいなのに吸い込まれてから・・・・・・・・・・・・ということがあったんだ。」
『・・・そういうことですか。大体の顛末は予想できましたが、まさかそこまでとは・・・中ではそのような事が起きていたのですね。』
わかってもらえてようだ。それでさ、話けっこう戻るけどルナの姿がまだ幼いのがすごく気になるんだよね。まあ、こういうときのための鑑定だ。ちょっと見せてくれよ。
【名前】ルナ
【種族】ロリマジックキメラ・魔砲種
【性別】女
【年齢】0
ロリ・・・マジック・・・キメラ・・・そ、そんな素晴らしい種族があったなんてっ!
説明は、
【ロリマジックキメラ】
【幼女が、幼女を愛するものに心を寄せた時!運命は変えられる!】
【通常ではあり得ない進化】
【幼女が幼女であり続けたいと心の底から願った場合のみ、この進化への道は拓かれる】
【要するに愛のなせる業である】
【幼女は世界を救う!】
【幼女イズインビンシブル!】
【ちなみに私は幼女が大好きだ!】
【君は幼女は好きかい?】
【進化時点で、幼体魅了を獲得できる】
長っ!?
この説明作ったやつ絶対やべーやつだろ!?
全く・・・是非とも仲良くしたいもんだぜ。
・・・あぁ、それにしてもルナたんは可愛いなぁ・・・。肌色に深みを出す青みがかった薄灰色の肌。プニプニのほっぺた。一部だけ7属性を司る色になって、まるで輝いてるように見えるサラサラとした銀髪。吸い込まれそうな真紅をした瞳。しかも瞳の縁は金色になってて、ルナたんの神秘性を増している。しかも完璧なロリボディと身体中に張り巡らされた魔法的な幾何学模様。かなりアホの子なのは玉に瑕というべきか、それともチャームポイントと言うべきか。まあ間違いなく後者だが。
どこを取っても完璧。まさにビューティフォーの極み。抱き枕にして寝たいぜ。
・・・おいおいクイーンなんだその「やれやれだぜ・・・」みたいなポーズは?あれ、もしかして口に出てた?
あ・・・本当みたいだ。ルナの薄灰色の肌が真っ赤に染まってる。
やっぱりルナたんは最高だぜ!
あと頑張って何でもかんでも口に出す癖は治すからクイーンはそのジト目をやめてください興奮しちゃいます。