親に結婚させられるのウザすぎて婚約破棄
「レイチャミ、東の国のお姫様になってください」
東の国の王子のアランにプロポーズされた。
アランは、とってもかっこよくて、ファンだってたくさんいる。
そんなアランに、プロポーズされた。
私は、アランのことが大好き……ではないけど笑
アランは、私のことが大好きで。
私の言うことをなんでも聞いてくれるから。
だから。
私は。
「はい、喜んで」
「アラン、あなたはレイチャミにプロポーズしなさい」
友好国の王の娘、レイチャミへの結婚をずっと迫られている。親に。
俺は、レイチャミが、大好きで。
俺がレイチャミにアプローチして、告白して。
俺は、知っている。
レイチャミは、それを知っているから、主導権を握っていること。
でも、親はそれを知らない。
説明をしても、どうせわからない。
こいつは、東の国の王は、子供のことなんて、なんも考えちゃいないんだ。
そう、昔から。
ずっと、悩んでいたんだよ。
もういいよ。
プロポーズだってなんだって、してやるさ。
「アラン様、レイチャミ様に、愛を、誓いますか?」
「誓……うわけねえだろうがぁぁ!!!」
そうさ。
誰に縛らなくたっていい。
俺は、俺のために生きてやる。
俺は、永遠に自由なんだから。
「馬車を用意しろ。すぐにだ!」
そのまま式場を出た。
どこだっていい。
どこにだって、なるべく遠いところに行ってやる。
俺は、これから俺のために生きてやるんだ。




