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異世界消毒英雄譚~異世界でラーメンを夢見る冒険者~  作者: 作者KK
第1章 路地裏からの異世界転移
5/6

第5話 俺の腹はラーメン待機中なんだが

野犬退治のあと。

村人たちが俺を担いで広場を練り歩く。

大歓声! 拍手喝采!


「救世主様!」

「救世主様!」


いやいやいや、俺は救世主じゃねぇ!

……それ以前に。


ぐるるるるぅぅぅ……。


「救世主様、この病人も!」

「救世主様、こっちの娘も!」


「いや俺の腹を癒せよォォォ!!」


だが救世主扱いされてるせいで断れない。

フラフラになりながらもシュッシュッ。


「ありがたやー!」

「救世主様万歳!」


……治療するたびに、俺の胃は悲鳴を上げる。

完全にラーメン待機中なのに、この世界にラーメンは存在しない。


「……絶望だ」


救世主と呼ばれながら、俺は心の中で泣いていた。

ついに「救世主コール」と「腹痛」の二重苦。

ギャグとしては最強の地獄です。

でもこのギャップが茂の魅力なんですよね。

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