なんjの試練
下界に落とされてしまったタスマニアたけし。
自分の姿に驚きながらも神に復讐を誓う
その時神の使者と対面し、彼の運命は大きく変わる
呼吸するだけで激しい痛みが走る。
だが、これはあのクズ神への復讐を忘れないための戒めとして受け入れようと、たけしは必死に自分を奮い立たせた。
タスマニアたけし「100倍返しだ、覚えてろ。お前は上にいて俺は下。でも最終的には逆転してやる。気持ち悪い薄ら笑いを、悲鳴と苦悶の顔に変えてやる」
そんな彼の前に、大柄な男が現れた。
身長は縮んだものの、男の体格は圧倒的で、たけしは久しぶりに巨大な人間を見た気がした。
男は嘲笑いながら言った。
???「そんな口先だけで神を倒せるとでも?浅はかで児童用プール並みの浅さだ。社会じゃ通用しないぞ」
たけしは怒りを込めて応じる。
タスマニアたけし「お前は誰だ?神の使いか?それともこの惨状を報告しに来た者か?今はこんな体だが、必ず取り戻してやる。そして呪い殺してやる」
男は嘲りながら言った。
???「吠えるだけは立派だ。しかし、お前には何ができる?……俺も昔、お前のような目で神を睨みつけていた。だが、その先にあるのが絶望だけだと知った時、人は本当に変われるか、それとも壊れるか……お前はどちらかな?」
そして男はたけしの顔を蹴りつける。
???「お前たちのような迷惑な存在を踏みつけるのは、アリを踏みつぶすより罪悪感がない。ここでの痛みは序の口だ。元の世界に戻りたい?何の命を賭けてそう望む?」
胴体を蹴られ、たけしは苦痛の叫びをあげる。
しかし、彼はかすかな意識の中で反撃の機会をうかがっていた。
砂利を口に含み、相手の隙を狙う。
男が近づき、髪を掴んだ瞬間、たけしは砂を吹きかけて男をよろめかせた。
たけしは地面に叩きつけられながらも叫んだ。
タスマニアたけし「神の使者が砂利に怯えるとはな。俺が石ころより劣っていると?ふざけるな。必ずお前らを超えてやる。今日、それを証明した。お前らの顔にパイをぶつけて高笑いしてやる」
怒りに駆られた男が掴みかかるが、その時、天の声が響いた。
神「やるじゃないか、ドブネズミのようながめつさは残ってなかったんだな。強い決意がにじみでているわ。お前の負けだ。オスティン。こいつは思っているよりも面白いやつだ。」
たけしは返す。
タスマニアたけし「まるで宗教家のように話しやがる。お前も所詮は偽物だ。現場を知らず、陰で嘲笑う奴らを全員叩き落としてやる。覚悟しろ」
オスティン「神に対してなんて口の利き方だ」
神「やめよ。お前は一度負けた。しばらく手を出すな。なんJへ案内し、面倒を見るがよい」
オスティン「かしこまりました。」
たけしは条件を提示する。
タスマニアたけし「飯は親子丼、コーヒー牛乳、ふかふかのベッドを頼む」
オスティン「クズが」
だが用意はされた。負けた者の戒めとして、苦い経験を味わったのだ。
オスティン「名前は?」
タスマニアたけし「たけし、タスマニアたけしだ」
オスティン「長すぎる。タスタケでいい」
タスタケ「神から授かった名前をそんなに扱っていいのか?殺されないのか?」
オスティン(神の名前が?面白い、奈落に落としてやる)
オスティンは答える代わりに言った。
「神は気まぐれだが、無意味なことはしない。お前に与えられた『タスマニアたけし』という名にも意味があるはずだ。それを見出すまで、お前は死ぬことすら許されんぞ」
タスタケ「……」
オスティン「さあ行くぞ、カス」
タスタケ「早く連れて行け、ボケ」
こうして試練を乗り越えたタスタケは、いざなんJへと向かうのだった。
タスマニアたけし 身長70cm 体重30kg
オスティン 身長2m 100kg