ピピル 草稿
ピピル 草稿
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
真向の畑の 柿の木の上から
参っつめの枝に
中位の 茶色な鳥が止まってた
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピルと 唱えて御覧
ピピピピピと 唱えて御覧
参回続けて 唱えて御覧
鳥とお話し 出来るから
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ニュ〜っと伸びた 枝の別れの元に
雀が壱匹おりました
お〜い おはようと挨拶すると
もうとっくに 日は高く
朝は過ぎているよ
今日はでしょと
怒られてしまった
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
枝の別れのスタート地点
ピョンピョン ピョンピョンピョンと
阿彌陀の枝を 進んで行く
壱番先の迄 辿り着けたら
廻りの景色を見詰めて
プンプン プン 飛んでった
丘の向こうに 烏がいてね
話しかけたら ビックリしてた
何処からか声がするのか 分から無い
誰だ〜 誰だと 叫んだ後に
首を傾げて 飛んでった
御免ね 脅かしたりして
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル ピピル ピピピピピ
ピピル 補足
高く高くを 鳶が
睨みをきかして 飛んでいる
鷺が舞い 雉が草陰から 覗いている
さっきの燕が 弐羽を引き連れ
帰って来た そして物珍しそうに
密々と 隣と話しながら
此方を眺めていた




