表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/100

時の潜水艦 草稿


   時の潜水艦 草稿



 水面下 意識の

 レーダー 映らない

 音も無く 潜む

 潜水艦

 知らずに 誰もが

 生きている

 (おだ)てられ

 (ほだ)され

 踊らされて

 自らの 歩き方

 さえも

 見失う 程に

 後を 向いて

 悔やんで いたって

 仕方の 無い

 事さ

 無くした モノを

 果てしも 無く

 迷い道

 追っかけ て たって

 仕方 の

 無い 事さ

 無くた モノ

 等

 戻りは しない

 壊した モノ

 等

 戻りは しない

 やがては 還って

 ゆくの だから

 やがては 生まれて

 ゆくの だから

 自らを 指し示す

 時の レコード

 何を 刻むのか

 

 

    振り返る 草稿



 もしも 時間が

 止まった なら

 振り返る と

 そこには 大きな

 渦が 巻いている

 数 限りなく

 あるんです

 一つ 一つの

 私が 連なりあって

 いるんです

 優しい 眼差し

 背中に 感じて

 突き刺す 視線

 振り返る

 何度も 何度も

 振り返る

 そこには 何にも

 無いのにね

 背中の 渦は

 見えない のにね

 時々 私を

 呼ぶ 声

 振り返る

 そこには 何にも

 無い のにね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ