宝の小箱 草稿
宝の小箱 草稿
手の 手の
平の 間に
蒼々 白く
弱い 光り
小さな 玉の中
夢の かけ
欠片
散らばってた
遠い 忘却の
果て
遠き 想い出と
友達ち
誰もが ふと
巡り 会う
金敷 喜び
泣いて いる
歌い 嗤ってた
あの頃に……
心の 片隅に
置かれた
小さな 小さな
宝の 小箱
鍵を そっと
廻して ごらん
開けて ごらんよ
誰でも 一つは
持ってる
小さな 想い出
小さな 宝物
嫌だった 事や
辛かった 事も
時の 流れに
寄せて
知らず 知らずの
うちに
懐かしさ へと
変わり ゆく
喜び 驚き
感じた
あの 時の
ように
瞼の 奥から
溢れ 出す
頬傳う 涙に
混ざりて
後から 後から
溢れ 出て
くる
宝の 小箱の
中 から
温かな 気持ちに
満たさ れる
そんな 時
何かな
温かな 温もりの
存在 を
想い 出す
時って さ
きっと いつかは
誰もが
感じ てる
それは 寂しい
時
それは 悲しき
時
それは 嬉しき
時
叱られ 慰められ
一言の 何気無い
言葉の 中に
誰もが 持ってる
ほんの 細やかな
温もり
喜び 溢れる
笑みの よう
その 温もり
もし 感じた
なら
貴方も そっと
知らず の
貴方 へ
命の 温もり
もし 感じた
なら
貴方の 心の
奥 深く
宝の 小箱の
中 に
真紅に 染むる
命の 温もりが
あるはず
それが 貴方の
貴方 自身の
もう 一つの
宝物に なる
ん だよ
勇気の 糧と
なる ん だよ




